検索していてふと気づいた&思い出したのですが、、、そういえばアントワネットの新作がどーのこーのと聞いた気が、、、と思ったら結構もうすでにこのプロジェクト走り出してました汗。
↓発見した記事。タイトル「"ミュージカル"の戦いの火蓋が切って落とされる」。この記事ではこのミュージカルとアーサー王が対決!、といった内容になっています。
PVは、結構作りこんであるので、わりと大き目のミュージカルなのだと思うのですが、三銃士と比べると、全然情報をゲットできていなかった。(マーケティングの差?!)。
さて、このミュージカル、アントワネット+革命モノです!
日本に輸出という構想は全くなさそうだけど(笑)、でもこれ輸入されたら絶対注目されるんじゃないかなあ。
日本に輸出という構想は全くなさそうだけど(笑)、でもこれ輸入されたら絶対注目されるんじゃないかなあ。
タイトルは、"Marie-Antoinette Et Le Chevalier De Maison Rouge(wiki(仏))(FBページ)"。アレクサンドル・デュマの「赤い館の騎士(あらすじ)」 からインスピレーションを受けたミュージカルのようです。フランスで有名な(だと思われる汗)作詞家、作曲家、歌手であるDidier Barbelivien(ディディエ・バルベリヴィアン)さんという方が製作するということが話題のミュージカルっぽいです。上記記事によれば、この小説が原作のテレビシリーズが60年代にフランスで放送されており、ディディエさんはそれの大ファンだったらしく、ずっとこのミュージカルの構想が心にあったとか。
すみません、この小説を読んだことがないので、あらすじを見聞きした程度になってしまうのですが、どうやらアントワネットがテンプル塔に幽閉されていた最後の数週間の間の話のよう。アントワネットの脱出計画、禁断の愛、、、となかなかサスペンス=ミュージカル向きな物語のような気がします。
そしてよく考えると、2016年は三銃士も上演される年。ということは、2016年はデュマ・イヤーなんですね笑。それだけ、デュマは、フランス国民に愛されている作家だということも言える気がします。
フランスでしか買えないみたいだけど、CDもすでに発売になっているらしい(視聴可)。
いくつか曲の映像も出てます。
"La France"
この映像の最初の方に出てくるロマンスグレーのおじさまが多分、ディディエさんご本人(本人も出演されるっぽいです。)。
ちょっとメランコリックで、でもきれいでドラマチックな曲。「ラ・フランス」って繰り返すからもあるのかもしれませんが、脳裏にトリコロールがひらひらしている映像が思い浮かびました笑。歌詞も、最近のポップのように「きみに恋しちゃった<3」みたいなひねりがない(爆)ものではなく、もうちょっと抑制の利いたポエティックな歌詞のような気がします。こういう詞ってフランスの言葉の豊かさを感じられて好き。
"L'amour secret"
タイトルどおり、秘密の恋の歌っぽい。
すでに、テレビ等でもパフォーマンスは披露されているようです。
最近、アーサー王とか、三銃士とか、ミュー曲っていうか、ほとんどポップみたいな曲ばかり聞いていた自分は、びっくり。これこそミュージカルの曲、という感じの曲(まあ、ちと歌謡曲っぽいという言い方もできるかもしれない。)。ちょっとロミジュリの繊細な美しい曲たちを思い出しました。 ディディエさんがキャリアの長い歌手、作り手だということも影響してるのかなあ。
PVも、ミュージック・ビデオではあるけれども、ちょっとストーリーを感じさせるところがいい感じ。
というわけで、フレンチ・ミューだからといってみんながみんなポップで、ロック、、というわけではない、、、ようです^^
→追記:
ちょっと詳細を探そうと思い、記憶に残ってた批評家さんの記事(1月5日付のFB記事)を探して読んでいたのですが、、、批評家さんからは、かなり酷評されてました。コメントもうん、これは酷い、といったものが大半。
え?私、何かまずいもの紹介しちまった?!(笑)かと思い、ちょっと焦って、見てみたのですが、、、酷評されていた理由は主に2つのようでした。
1つは、同じ革命ネタである1789 Les Amants de la Bastilleの直後であること、また、フランスにはもう1つ仏革命を題材にしたLa Révolution Françaiseという有名な古いミュージカル(1973年製作)があり、これらミューの二番煎じ+便乗してるだけで想像力がなさすぎ、という批判。
もう1つは、歌が70年代からそのまま出てきたみたいでダサすぎる、、、というもの。こんなものをミュージカルと呼んでほしくない、とまでコメントを書いていた人がいたので、いったいどんな詞なんだろうと思ったのですが、、、見てみたところ、ダサい、古臭い、陳腐、と言っていた人の言いたいことは何となくわかりました。
最近のポップなミュージカルと比べると、ちょっとお高く留まっているというか、poshというか、詞の言葉自体ポエティックだけれど、まあ、確かにきれいに響く言葉を並べただけと言えなくも無い詞でした。La Franceは特に、おおフランスよ、みたいな感じなので、フランス人からすると、こういうの聞き飽きた&お説教はよしてくれ、、、と言いたくなるのかもしれません(まあ、ある意味、外国人が似非ジャポニズム(芸者、チャンバラ、フジヤマ系のやつ)を絶賛されているのを見ても、日本人の自分からすると、むむむ、、、と思うのとちょっと似ているかなあと自分は思いました。)。
でも、逆に外国人からの視点だと、ある意味それこそ「ラ・フランス(ザ・フランス)」という感じがして、スーパー・ステレオタイプではあるけれど、ミュージカルとしては受け入れやすいんじゃないかなあという気がします。その辺、やっぱりフランス人とはちょっと期待するものが違うかもなあと思ったりしました。
そして、安心要素も。確かに批判している人のほうが圧倒的に多かった気はしますが(爆)、それでも、美しいと思う、と言っていた人も中にはいたので、まあ、大きな枠で考えるとテイストの好き嫌いが結構分かれる、といったところなのかもしれません。
ちょっと詳細を探そうと思い、記憶に残ってた批評家さんの記事(1月5日付のFB記事)を探して読んでいたのですが、、、批評家さんからは、かなり酷評されてました。コメントもうん、これは酷い、といったものが大半。
え?私、何かまずいもの紹介しちまった?!(笑)かと思い、ちょっと焦って、見てみたのですが、、、酷評されていた理由は主に2つのようでした。
1つは、同じ革命ネタである1789 Les Amants de la Bastilleの直後であること、また、フランスにはもう1つ仏革命を題材にしたLa Révolution Françaiseという有名な古いミュージカル(1973年製作)があり、これらミューの二番煎じ+便乗してるだけで想像力がなさすぎ、という批判。
もう1つは、歌が70年代からそのまま出てきたみたいでダサすぎる、、、というもの。こんなものをミュージカルと呼んでほしくない、とまでコメントを書いていた人がいたので、いったいどんな詞なんだろうと思ったのですが、、、見てみたところ、ダサい、古臭い、陳腐、と言っていた人の言いたいことは何となくわかりました。
最近のポップなミュージカルと比べると、ちょっとお高く留まっているというか、poshというか、詞の言葉自体ポエティックだけれど、まあ、確かにきれいに響く言葉を並べただけと言えなくも無い詞でした。La Franceは特に、おおフランスよ、みたいな感じなので、フランス人からすると、こういうの聞き飽きた&お説教はよしてくれ、、、と言いたくなるのかもしれません(まあ、ある意味、外国人が似非ジャポニズム(芸者、チャンバラ、フジヤマ系のやつ)を絶賛されているのを見ても、日本人の自分からすると、むむむ、、、と思うのとちょっと似ているかなあと自分は思いました。)。
でも、逆に外国人からの視点だと、ある意味それこそ「ラ・フランス(ザ・フランス)」という感じがして、スーパー・ステレオタイプではあるけれど、ミュージカルとしては受け入れやすいんじゃないかなあという気がします。その辺、やっぱりフランス人とはちょっと期待するものが違うかもなあと思ったりしました。
そして、安心要素も。確かに批判している人のほうが圧倒的に多かった気はしますが(爆)、それでも、美しいと思う、と言っていた人も中にはいたので、まあ、大きな枠で考えるとテイストの好き嫌いが結構分かれる、といったところなのかもしれません。