2015年6月2日火曜日

韓国ガラコン/アーサー王/フランス版三銃士/ロミジュリ韓国公演 

毎年のシーズナルな仕事にどっぷり巻き込まれ、更新が全くできずにいました汗。
ほんとは、1789のことについてつらつら書いたり、改めてアチアさんたちのインタビューを読んでいるうちに、フレンチミュージカル、あるいは、スペクタクル・ミュージカルの意味とは、、、とか考え始め、それについて書こうと思っていたのですが、リサーチに時間がかかりそうなので、 最近のフレンチミュー情報を今日はまとめてみようと思います。

まずは、6/13(土)にソウルでフレンチ・ミューガラコン開催メンバーは去年の10月の日本でのガラコンと同じく、Matt Laurent、Robert Marien、Cyril Niccolai、Nadia Bel、Richard Charest、Sophie Tremblay。私は残念ながら今回のガラコンは不参戦なのですが(哀)、メンバー的にも日本のときと似たような感じ(ノートルダム・ド・パリ、ロミジュリ、レミゼあたりがメインかな。)になる気が。

→6/11追記:MERSの影響により、延期となりました。今回の日程では中止のようですが、またやる予定ではあるようです。新しい日程が分かり次第発表とのことですが、MERSの拡大状況やノートルダムドパリのレバノン公演の予定等を考えると、ちょっと先の予定になるような気がします、、、が韓国ガラコンは激しく日程が変更されるので、変更されるとしても直前のアナウンスになるような気がします。。。

Matt LaurentのFBページ:
https://fr-fr.facebook.com/MattLaurentOfficiel

日本の公演ではMozart l'Opera Rock、Roi Soleil、Starmania、Le petit Prince等からのナンバーもあったので、これらも披露されるのかな?日本では私の大好きなスターマニアの"SOS d'un terrien en détresse"がスキップされたのですが(自分からすると、フレンチミューガラコンでこれをすっ飛ばしたっていうのは驚愕だった。。。)、2013年のガラコンのときは、ブリューノさんが披露していたので、今回はひょっとしたら 披露されるかも。→メンバー的にきっとリシャールが歌う気がする(いつか見てみたい曲の取り合わせの一つ。。。)。

場所も先日ブリューノ(・ペルティエ)さんがソロコンをやったあの Kyung Hee University (慶熙大学校)のようでちとうらやましい。

チケットはInterparkでも(日本語版もあり)発売中。
http://ticket.interpark.com/Global/Play/Goods/GoodsInfo.asp?GoodsCode=15005479

そして、パリというかフランスはというと…今宝塚で絶賛公演中の1789 バスティーユの恋人たちのプロデューサーの一人であるDove Attiaさん(今回はいつもの相方のAlbert Cohenさんは別のミュージカルを公演中ということでアチアさんソロプロジェクトです。)がプロデュースする「アーサー王の伝説(La Légende Du Roi Arthur(ラ・レジョンドゥ・デュ・ロワ・アルチュール))」(FBページ→こちら)が絶賛プロモ中、、、という言い方も変なのですが、大型のフレンチ・ミュージカルはだいたい公演が始まる1年前くらいからプロモを開始し、公演の半年ぐらい前にCDを発売し、いざプレミア、のときはみんなで楽しく合唱する(笑)!のが習わしなので、今ちょうどプロモまっさかりの時期なのです。

今さら感が満載ですが、、、メインシンガーの配役は、以下のとおりです。

le Roi Arthur(アーサー王) : Florent Mothe
la Fée Morgane(モーガン・ル・フェイ) : Zaho
la Reine Guenièvre (グィネヴィア) : Camille Lou
Méléagant(マリアガンス) : Fabien Incardona
Lancelot(ランスロット) : Charlie Boisseau

Florent Motheは、Mozartでサリエリを演じて大人気だった方、そして、Camille Louは1789でオランプを演じてたキュートな女の子です。オランプ役から一転してヘアカラーがプラチナ・ブロンドになりました。。。最初は、違和感ありまくりだったのですが、最近見慣れたせいかあんまり変と思わなくなりました^^;

アチア・コーエン組(と勝手に自分は呼んでいる笑)は割と同じ人を使うこともちらほらあるのですが、今回も顔なじみさんが入っているということのようです。やはり、それまでの信頼感というか、そういうあうんの呼吸みたいのがやはりあるのでしょうか?

あまり詳しいわけではないので恐縮ですが、Zaoは、R&B界のの歌姫のようですね。以前どこかの記事で、ミュージカルとは無縁だった、と書いてあったのを見た気が。するのですが、今回は美しき魔女にしてアーサー王の敵となる女性、というわけで、そう聞くと、彼女に白羽の矢が立ったのが何となくわかる気がします。妖艶でパワフルな感じとかちょっと楽しみです。

Fabien Incardonaは調べていたら、以前、ロミジュリのパリ公演でマキューシオティバルトの2ndをやっていたこともあったらしい、、、。確かに見た目がぴったりだわ。ジーザスっぽい雰囲気がとっても印象に残る。。。今回はメルワス役ということで悪役のようですが、ハマり役な気がします。フランスの歌手の王道(笑)、The Voice等の音楽タレント発掘番組にも出演していた模様。

Charlie Boisseauは、、、Wikiページもないなあ、確かランスロット役は結構売れっ子そうなポルトガル・ボーイだったはずなんだけど、、、と思っていたら、2月にもともとキャスティングされてた方は降板していたらしい汗。そして、理由が、スケジュールの都合がつかない恐れがあるから(爆)。

この時点で言い出すんかい??というツッコミはさておき、後任になったCharlieくんは、フレンチミューに結構ある、歌番組(The Voice)でいい線いった方のようです。やっぱり若い子がみんな見てる歌番組から人気の子を引っ張ってくるっていうのは、集客に有利なのかしら?と穿った考え方をしてしまう私笑。でも、元々のキャスティングされてた子と雰囲気がなんとなーく似ているので、最初人が変わったことに気づきませんでした笑。

CDはコンセプト版がすでに発売されています。Amazon.jpだと電子版しかでてないっぽい。。。こちら。 日本のiTunesでも買えます(こちら)。

公演自体は、2015年9月17日~パリのパレ・デ・コングレ(Le Palais des Congrès)で開幕です。

10分以上に渡る素敵クリップも公開されてます。歌の抜粋やバックステージ映像が入っています(→気前いいな、、、というか露出を上げてミューファン・ガールズたちの心をつかもうという作戦、なんだと思うのです苦笑。)


曲の感じは、やはりアチアさん作ということで歌って踊れるポップ。ところどころに、アーサー王ということで、ケルティックの楽器が使われていたり、中世風のアレンジも入っている模様です。私自身はポップ・ミュージックは好きではあるのですが、ポップすぎると、これって、、、ミュージカルって言っていいのか?、というタイプなので(爆)、今回のアーサー王もアチアさん作だから、きっと若向けね、とちょっと割り切っていたのですが苦笑、このCDの曲、素直に結構好きでした。

いまどきの楽曲だし、ノリノリの曲もあるし、これミュージカルに仕立てる曲なのか?と思うような楽曲もやっぱりありますが笑、、、フレンチミューの魅力は、観客と出演者が一緒に楽しむ!というところも大きな要素の一つなので、会場で観客のエネルギーとのフュージョンが楽しみな楽曲がすごく多い気がしました(CDを聞きたいというよりは、会場で実際に見て楽しみたい、といったミュージカルな気がする。)。

気になった楽曲としては、 Florent Motheが歌うAuprès d'un Autre。プロモ映像は、親切に歌詞付き。とっても哀愁漂うナンバーですが、歌詞を見ている 限りだと、ランスロットの元に走っていってしまったグィネヴィアに対する歌のようです。裏切ったのは彼女のほうだと思うのですが、「これは自分のせいなんだ。」という歌詞もあることから、こんなことになってしまったのは、自分のせいだという後悔の念を滲ませた男泣きな歌なのかなという気がします。

苦しい心のうちを切々と訴える Florent。なかなか素敵な曲。そして、エモーショナルたっぷりに舞台で歌われたらすごくいい感じの曲になりそう、と頭の中で軽く妄想していました笑。

去年、パリ・ミュー遠征で散々散財したので、今年渡仏は結構厳しそうなのですが、人気があれば、来年も再演ということになる気がするので(アチア・コーエンの法則笑)そこを自分は狙っていこうかなあと思っています笑。

そして、三銃士。こちらは、公演は来年の2016年ですが、6/10に歌手のキャスティングが全員発表になるようです。一部の配役はすでに決定しているようです。プロダクションは2013-14年、マット・ポコラ をセンターに好評を博したRobin des Bois(ロビンフッド)を製作したGilbert Coullier Productions。ここからしても、超大型スペクタクルミュージカルになることは間違いありません(にしても、フレンチミューは、ヒーローものがお好き(笑))。

さて、配役ですが、アトス役はだいぶ前からダンサーのBrahim Zaibatに決定していましたが、アラミス役も発表になりました。


ロミジュリの初代ロミオのダミアン・サルグでした!!!yahooo!!!

ダミアン!

ロミジュリ日本公演から降りる+もうミュージカルには出ない聞いたときのがっかり度といったら、、、。これまた来年パリに行けるかどうかは謎ですが、生ダミアン見れるんだったら是非とも行きたい、、、!!!と思っている今日この頃です。

ダミアン自身も、もうミューは。と思っていたようですが、、、三銃士、と聞いてやろう、と思ったのだとか。まあ、フランス人からしたらそうだろう、なあ^^ いずれにしても、私には大変朗報でした。

先日は早速フェンシングを披露している様子もアップされていました。洋服もちょっと三銃士風。ダミアンなかなか似合ってますね。

子供たちがダミアンたちに「アーレ、アーレ(行け、行け)!」と言ってるのが何ともかわいい^^

一部のキャスティングはオーディションで選ばれているようです。
ファイナリストはこんな方たち。 それぞれ2人ずつ残っているみたいです。


1789でアントワネットを演じていたロクサーヌ・ル・テキシエの姿も。今回も引き続き王妃つながりでアンヌ・ドートリッシュ役に応募している模様。この役にはLe Roi SoleilでIsabelle役で出演していたVictoria Petrosilloも選考に残っているようです(ずいぶんと違うテイストだね笑。)。これまた1789でロベスピエールを演じていたセバスチャン・アジウスは、バッキンガム公ジョージ・ヴィリアーズ公で選考に残っているようです。他にもリシュリュー役、コンスタンス役が映像には出てきていました。

こうやって見ると、やっぱり、ミュー経験者がいっぱい残ってるんだなあという気がしますね。。。当然と言えば当然なのですが、これ以外にも、オーディションの映像があるのですが(こちらがフラ語版三銃士のyoutubeチャンネル。いろいろ出てます。)、これにもあ、この人どこかで見たことある、みたいなことがちらほら。そう考えると、本当に狭き門に多くのアーティストがひしめきあってるんだなあという気がしました(でも、歌手の人たちにしたら、こんなに大きなプロダクションで歌えるっていうのは、まさに一攫千金のチャンスなんだろうなあ。。。)。

そして、最後。9月にソウルでロミジュリ招聘版の再演が決まったようです→ロミジュリFB4月21日のポストより

6/11追記:日程も決まったようです(公式HP)↓。HPによれば、9/12~10/11までとのことなので、1ヶ月ほどの公演になるようです。結構長め。ということで、日本からの遠征には、日程に幅があって結構助かるかも。
http://romeoetjuliette.eu/Actus/asie-2015.html

6/24追記:出演者は以下のようです。
http://ticket.interpark.com/webzine/paper/TPNoticeView.asp?bbsno=34&pageno=1&stext=&no=22562&groupno=22562&seq=0&KindOfGoods=TICKET

Cyril Niccolai, Joy Esther Official, Stéphane Neville, John Eyzen Officiel, Tom Ross, Gwladys Fraioli, Sebastien El Chato, Moniek Boersma, Jean Frederic Charter, Stéphane Métro, Brigitte Venditti。

去年パリに見に行ったLe Bal des Vampiresに出演していたモニークさん以外は、2012年の日本公演のときと同じメンバー。モニークさん歌とっても上手かったので、またお目にかかれたらちょっとうれしいなあ。と思いつつ、メンバーを見ていると、モニークさん、たぶん、ジュリエットママ役っぽいんですけど・・・。え?いいのか、これ。確かにジュリエットママは、美魔女な感じだけど、彼女は美魔女っていうほどの年齢の方ではないので、ジョイと並んだら姉妹にしか見えんのでは???と自分は思いました笑。
 
ロミジュリといえば、自分にとっては、日本で初めて見た思い出のフレンチミュージカル。これがなかったら、私の今の生活は180度違っていたに相違ないので、ぜひぜひ再見したいと思います。3年ぶりなので、自分の仏語力の進歩も確かめられるかも。。。
というわけで、今さら、フレンチミュー、何となくまとめでした。
三銃士の配役発表楽しみだー。

0 件のコメント:

コメントを投稿