2014年11月1日土曜日

French Musical Concert 2014 @ Theatre Orb (曲編 - Acte 1)

さて、前回から引き続き。。。曲それぞれの感想(第一部)です。

Acte 1 

1.    Ouverture - Le temps des cathédrales (Notre Dame de Paris)  / Richard Charest (Gringoire)

これはリシャールファンとしては堪らないナンバー。暗闇からスッとリシャールが出てきたとき、舞台でブルーのコートを着て出てきたリシャールのことが鮮やかに思い出されました。いつも聞いてるのが韓国ツアー版のCD(フランス語)だからか不思議と違和感はあまりありませんでしたが、でもやはり今の渋いリシャール(CDのリシャールは9年前のリシャールなので、歌負けしてるというか、ちょっと頼りない感じだった笑)でかつフラ語でカテドラルを聞けたのは幸せでした。あと、やはり原語のほうが聞いててしっくりするというのはかなりありました。

2.    Belle (Notre Dame de Paris) / Robert Marien (Frollo), Matt Laurent (Quasimodo) & Cyril Niccolai (Phœbus)

リシャールがカテドラルを歌ってる間に3人が登場。リシャールも歌い終わった後も舞台に残って、ちょっとした演技をしていました。(本物の舞台とちょっと似ている。) 今回、フェビュスはシリルでした。フェビュスの特徴である明るい高音のシリル、ちょっと新鮮でした。衣装を着てないのに、マットが何となくカジモドに見えた。。。

3.    Bohémienne (Notre Dame de Paris) / Nadia Bel (Esmeralda)

Belleの終わりにNadiaが登場。3人の男たちを誘惑しながら Bohémienne を歌いながらの登場でした。いたずらっぽい、かつちょっと妖艶な表情が個人的にすごいツボでした。ナディア嬢に見事に誘惑される男たち笑。この演出はすごく好きでした。そして、肝心の歌ですが、、、ナディアはオリジナル版から2ndとして出演しているということもあって、本当にこの歌は堂に入っているというかブレず美しかったです。今回で彼女の Bohémienneを聴くのは3回目ですが、このちょっと野性味がある荒削りだけれど美しいエスメラルダ、やはり好きでした!

4.    Les Rois du monde (Roméo et Juliette) / Cyril Niccolai (Roméo), Matt Laurent (Benvolio) & Richard Charest (Mercutio)

野郎3人で大いに盛り上がりました笑。観客も拍手を最初からしていて大盛り上がり。リシャールがマキューシオになったのは、消去法(シリルはもちろんロミオ。マットはベンボーリオを昔ケベックでやってた。)だと思うのですが、やっぱりイメージはどっちかっていうと、ベンボーリオのほうが近かったかなあという気がしました。マットのベンボーリオの高音ちょっと演歌っぽかった笑。

5.    Aimer (Roméo et Juliette) / Cyril Niccolai (Roméo) & Sophie Tremblay (Juliette)

ソフィーさんが初登場。 ソフィーさんを見るのは2013年のソウルでのヴィクトル・ユゴーコンサート以来ですが、きれい目の声ではあるものの、ちょっとジュリエットとは違う感じかなあという気がしました(やっぱりセシリアのクリアな声が私のデフォルトだからかなあ。)。1日目は、あまり調子が出てなかったですが、2、3日目は声がすごく飛んでました。シリルは、さすがにこの歌は歌い慣れているので、安心感のあるロミオでした。

6.    Place je passe (Mozart, l'opéra rock) / Richard Charest (Wolfgang Amadeus Mozart)

リシャール一大穴だったこの曲笑。オリジナルのミケランジェロのイメージとリシャールが全く重ならず笑。多分、シリルがContre ceux d'en hautを歌ったので、こちらはということになったんだと思うのですが、最初見たときやっぱり笑いました、私。微妙にちょっとした振りとかまでついていて、リシャール「頑張って」ました。実際キュートだったと言えばキュートだったですが、四十路のリシャールにやらせる曲か?!とは正直思いました。歌についても、1日目はコンスタントに歌を歌うリシャールにしては珍しく、音を外しました。そして、サビで音が上がるとこもなんだかとっても歌いにくそうに歌ってました。ですが、2、3日目は意外に様になってました。やっぱり役者なんだわリシャール。このリシャール版のPlace je passe、微妙だと思っていながら、結構耳にいつまでも残っていました。。。しかもこの後の出待ちでリシャール、確かこの歌について、je connaissais pas (知らなかった)と言っていた。。。Mozartから取ってきた曲としても何でこれだったんだろうな、という気がします。(たぶん、若者はなんたらというテーマでこうなったのではないかと予想。)

7.    Les femmes (Don Juan) / Robert Marien (Don Carlos), Nadia Bel & Sophie Tremblay (Chorus)

去年ロベールさんはケベックでこのミュージカルの再演版に出ていたので当番していたのだろうと思います。きれいな歌だし、ロベールさんの大人の男の色気がちょっとすてきでした。ただ、サビはスペイン語(まあ、お話の舞台はそうだから仕方ないと言えば仕方ないが。)。コーラスの女子2人もロベールさんをちょっと誘惑+ダンスしながらすてきな大人の楽曲になっていました。

8.    Le monde est stone (Starmania) / Nadia Bel & Sophie Tremblay

今回のコンサートで一番よかったと思った曲。 2013年のヴィクトルユーゴーコンサートではソフィーさんが一人で歌っていましたが、今回はナディアとデュエット。この二人のハモりがほんと絶妙でした。哀しいんだけど、美しい。2人とも、とてもパワフル、ソウルフルな歌声なので、高音が特に良かったです。自分もスターマニアは通しで見たことはないですが、フレンチミューを知らない人が聴いてもこの曲は気に入ったんじゃないかな。

9.    Contre ceux d'en haut (Le roi soleil) / Cyril Niccola (Le Duc de Beaufort)i 

突然、民衆の怒号のような効果音と赤いライトで何事かと思ったら、客席の方からシリルが登場。革ジャンまで着てとってもロックな感じ。シリルはやはり声がロックよりなので、すごくこの歌似合ってました。この歌もそういえば、リシャール同様、ちょっとした振りつけがありました。(第一幕は、そういうコンセプトだったんだろうか?笑)。キザな振りでもハマるのはやっぱり王子さまなシリルだからな気がします^^ でも、この曲も敢えてRoi Soleilの中で選ぶ曲なのかなあと思いました。反逆感を出すための選曲だったんだろうか。。。

10.   Tant qu'on rêve encore(Le roi soleil) / Whole cast

太陽王で歌われるとしたら、これかJe Fais De Toi Mon Essentielかなと思っていたのですが、こちらは予想通り全員で歌われました。ただ、この曲カーテンコール曲なので、1幕がここで終わってしまいそうな雰囲気がありました苦笑。でも、歌としては、夢を見続ける限り…というタイトルどおり、 ロマンチックな感じが美しくてライブで聴けてよかったです。でも、やっぱり若向けの曲ということもあるのか、ロベールさんの声質がちょっと浮いてたかなあという気もしました(こういうときにやっぱりそれぞれ向き不向きな歌があるんだなあと気づく。)。

11.  Florence (Notre Dame de Paris) / Robert Marien(Frollo) & Richard Charest (Gringoire)

この2人がフランス語で歌うのは初めてみましたが、英語と同様いい掛け合い。舞台と同様、お互いを見合いながら演技もしていました。そして、この歌、無常観っぽい感じとか、古いものが新しいものに取って代わられるという世の常を歌う世界観が私、大好き なのですが、この歌改めてフランス語版のよさを感じました。なんというか、音の感じがすごく好きで、韻の踏み方もお洒落。韓国の舞台で衣装来たバージョンで見てみたいと思いました。

12.  Vivre (Notre Dame de Paris) / Nadia Bel (Esmeralda)

この歌もNDPナンバーから外せない1曲。「愛」とは「生きる」とは「自由」とは…。いつもこの曲を聴くたびに考えさせられます。そして、やっぱりナディアいいわ<3と思う自分。ナディアのエスメラルダは、(今は年齢的なこともあるけれど。)とにかく力強くて、愛すること、生きることに本当にまっすぐな感じに心打たれました。

13.  Danse mon Esmeralda  (Notre Dame de Paris) / Matt Laurent (Quasimodo)

この歌確かに最後の曲ではあるんですが、1幕の終わりか。。。とちょっと思ってた私。でも、マットは衣装を着なくてもやっぱりこの曲を歌っているとそこかしこに「カジモド」を感じます<3 2日目に♪Danse mon Esmeralda, chante mon Esmeralda、となるところをChanteから始めちゃったマット。あ、間違えちゃったという表情に一瞬なっていたのが面白かったです。にしても、この歌何度も歌ってたはずなのに、ここでマットが間違えたのが不思議笑。

0 件のコメント:

コメントを投稿