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2014年1月17日金曜日

NDP シンガポール公演 インタビュー映像(演出家: Gilles Maheuさん②&プロデューサー:Nicholas Talar さん)

Gilles Maheu (Director) Interview Part 2

ジル・マウさんのインタビュー第2弾。こちらは、舞台を知っている人にとっては、既知情報がほとんどだけど(ジルさんが、見たことない人に向けて、NDPをアピールしている映像なので。)ジルさんの口から改めて聞くのはけっこうおもしろいかなと思いました。


http://www.youtube.com/watch?v=U9dgjF8CQZA&list=UUmBXtTz7K-Mqekm4HlUN5Gw&feature=c4-overview

ジルさん、ほんとにNDP好きなんだなっていうのがわかる映像な気がします。
ただ、ジルさん、英語がときどきちょっとわかりづらいところがあり、私の解釈をちょっと反映している部分もあります…。


「愛を知らない人なんているでしょうか?」と微笑むジルさん。
大好きです^^そして、後ろに、Offなロベールさんがチラリ笑。
 
こんにちは。私は、ジル・マウです。ノートルダムドパリのミュージカルの演出をしています。
 
私は、この作品を1998年にパリのパレデコングレで演出、創作しました。というわけで、今年(2013年)は15周年の記念の年にあたります。私はこのショーが大好きです。なぜなら、15年経った今でも歌(とアクロバット)の融合、(歌自体が(?)で、難しいのですが、)アクロバットがあり、そして歌があるというスタイルのパフォーマンスは、ショーをよりパフォーマンス性が高いものにし、また社会的内容をアクチュアルな(現実の問題に深く関連付けられた)ものにしています。

→ちょっと日本語がごちゃっとしていますが、、、多分、ジルさんは、歌、アクロバット、ダンス、というのが総合芸術としてうまく融合しているところにこの舞台の素晴らしさがあると言いたいのではないかという気がします。何度見ても確かに飽きないんだよなあ。あと、私が大好きな(笑)、この物語の社会性についてもちょっと言及してらっしゃいます。
 
(ミュージカルの)ノートルダムドパリは800ページにわたるヴィクトル・ユーゴーの小説「ノートルダムドパリ」を基にしていますが、作詞家のリュック・プラモンドンは主要人物はそのままにしつつ「ラブストーリー」を作り上げました。それが、このストーリーの大枠(resume)です。司教、モンスター(→とジルさんが言ってるので。。。)で障害がある醜い人であるカジモド、王子(→ジルさんはprinceと言っているけど、実際には衛兵のはず…。)であるフェビュスの3人がジプシーの少女であるエスメラルダに恋をするラブストーリーです。

→なんかこういってしまうと単純なラブトライアングル話に聞こえなくもないけど、、、まあイントロダクションなので仕方がないか。。。でも、本当にNDPを一言で表すならば「愛」の物語だろうなー。


物語の核となる三角関係ならぬ四角関係。
このトライアングル、じゃないスクエアが
悲劇を招きます。悲しいけれど、美しい愛の物語。
(って感じで日本では宣伝されてた気が、笑。)
 

そして最後には"Fatalité(ファタリテ)"、悲劇的な運命、死(?)で終わります。これはラブストーリー、とても感動的なラブストーリーです。決して小難しい話ではありませんよ。恋をしたことがあれば、愛と言うものが何であるかを知っている人には、そして、愛を知らない人なんているでしょうか、愛は2人の人間の芸術の物語(story of the art )なのです。みなさん、ラブストーリーは好きでしょ?

→最後のいたずらっぽい笑みを浮かべるジルさんにきゅんときちゃいました笑。本当に、この物語はいくつもの「愛」の形が一つの物語に凝縮されているよくできた物語だと思います。

Nicholas Talar (Producer) Interview

次は、プロデューサーのニコラ・タラーさんのインタビュー。彼のインタビュー、初めて見ました。
これも、劇を実際に見たことがある人には既知の情報だけど、NDPが未だに15年経た今でも同じ反応が返ってくる、というのは、やはり、その魅力が色褪せない証拠なのかなと言う気がします。

http://www.youtube.com/watch?v=DxjL7SH6gKw&list=UUmBXtTz7K-Mqekm4HlUN5Gw

日本の公演のときも確かいらっしゃってたニコラさん。
プロデューサーという仕事柄か、冷静に分析する感じが何となく素敵。

こんにちは。ニコラ・タラーです。ミュージカル・スペクタキュラー「ノートルダムドパリ」のプロデューサーです。

ノートルダムドパリのことを、「ミュージカル」と私たちは呼びません。「ミュージカル・スペクタキュラー」と呼んでいます。なぜならみなさんが普段劇場でご覧になるミュージカルとはちょっと違っているからです。

 
 
ノートルダムドパリはすべて歌です。セリフは一切ありません。7人の歌手、7つの役があります。彼らはずっと劇の最後まで歌い続けます。曲はリシャール・コシアンテによって作曲されていて、これらはみな胸を打つ力を持った曲ばかりです。歌手の人たちにとっては大変なんです。ですから、ノートルダムドパリのキャスティングも大変です。


15年間同じショーをやってきましたが、未だに世界中の観客から同じリアクションが返ってくるんです。中国、韓国、フランス、ベルギー、カナダ、アメリカ、みな同じ反応なんです。まず、物語に感動し、そして、音楽に感動し(メロディーがとても印象的ですからね、そして、観客は、歌詞の意味について考えます(話題にします。)。単に物語が語られるのではなく、さらにその背景となる物語、これが観客の方々にとってはとても感動的なものなのです。そして、アクロバットやダンスについても反応を示してくれます。15年経ってさまざまな変化がありますが(?ここが聞き取れない…。)観客からの反応は今でも同じなのです。


→ニコラさんが言う「behind the story(裏にある物語)」っていうのは、すごく言い得て妙だと思いました。NDPって、見てる間だけじゃなくて、見終わった後も、物語や歌を思い出しながら、これってどういう意味なんだろう?って常にその背景を考えている自分がいました。さながら、スルメ(笑)。あとから、さらに味わい深くなる。。。

例えば、異教徒であるエスメラルダが教会で祈るシーンがあるのはなぜなんだろう(エスメラルダがアヴェ・マリアの歌を歌うとき)、とか、衛兵役のアクロバットの人たちの衣装がなんで現代のSWAT隊員みたいな格好なのか、とか、Danse mon Esmeraldaの最後の歌詞、"Mourir pour toi n'est pas mourir(君のために死ぬことは死ではないのだ)"という一節、この「愛」って、本当に幸せと言えるんだろうか? とか。しかも、見てる人によっていかようにも解釈できる余地を残した構成が本当にすばらしいと思う。まさにイマジネーションを掻き立てられる!

そして、歌い続けられる歌手って探すの本当に大変そう^^;

Matt & Alessandra Interview

ついでにマットとアレッサンドラのスポットインタビュー。
http://www.youtube.com/watch?v=9WvKNaaew0k&list=UUmBXtTz7K-Mqekm4HlUN5Gw


よくこの二人、ペアでプロモしてる気が。
ナイススマイル。
この二人親子ぐらいの年の差があるはずなのですが、
あんまりそういう風に見えないのが不思議。

A(アレッサンドラ): これは、2人の「友達」のとっても純粋で正直な愛についての物語です。
→ちゃんと「友達」と言っているのがツボ。

M(マット): 最後のシーンでカジモドが死んだばかりのエスメラルダに向かって愛を叫びます。その瞬間はとても感動的だと思います。初めて恋に落ちたときの喜びの瞬間から、その最後の瞬間まで、ジェットコースターのように物語が展開するんです。

A: そう、感情のジャーニーなんです。全ての人生におけるあらゆる感情を見つけることができます。

M: 私が現在演じているカジモドは(15年前)最初に演じていた頃のカジモドとは大分違っています。私は700回以上ノートルダムドパリの公演に出演していますが、時を経て、いろいろ変化してきました。演出家のマウは、ほぼ毎日、変更を加えています(笑)。日々のコンディションでも変わってきますしね。そういったとても小さなディテールこそが、日々私を役に取り組みたいという気持ちにさせてくれます。ですからわたしにとっては、いつも(役作りは)「進行中」なんです。

→さすがに15年経って何も変わらないってことはないとは思っていたけど、結構昔とは違うのかな?曲順とかは変わったのは知っているけど、演出としてどう変わったのかってのはちょっと気になる。細かなディテールの違いこそが…というくだり、マットいいこというなあ。

A: 私自身、この役にすごく自分は近いと思います。

M: みんな君の後を追いかけているもんね(笑)
 
 
そうそう、追いかけたくなるのわかります 笑。
 
A: ある意味でね。

M: エスメラルダは美しいからみんな彼女のことを追いかけて、恋に落ちてしまう…(ニヤリ)

A: あはは。そんなに追いかけられたりはしてないけど(笑)。この役はすごく難しい役だと思いました。地に足に着いた役柄なので。私自身はその正反対でいつも自分の世界でフワフワと生きています。

→途中までマットにからかわれていることに気づいてないアレッサンドラ。かわいい笑。でも、彼女自身述べているように、本当にエスメラルダは彼女自身の一部なんじゃないかって舞台を見ながら思っていた。そして、アレッサンドラがエスメラルダを地に足に着いた人と表現していたのもちょっと意外だった。確かにVivreを歌う頃のエスメラルダは、もう自分の行く道がまっすぐ見えている、みたいな感じがするから、そういう意味でいっているのかな。

 以上、短いインタビュー3本でした。

2014年1月13日月曜日

NDP tournée Singapour : After the Show... (ENGLISH)

NDP tournée Singapour (番外編) ~シンガポールNDP公演(出待ち)~ の英語版です。
日本語版はこちら

* Please note that I'm not a native English speaker so probably there will be errors here and there. The links below are written in Japanese but you can find photos and videos too. Hope you enjoy it!

The prime goal  for this trip was to see Richard Charest's Gringoire in the front row (I'm a fan of Richard Charest since I've known him in the Notre Dame de Paris Japan Tour 2013.) but in fact, I had another agenda: meet Richard to ask about his show "Rimbaud Musical", which is currently in the midst of production.

After watching his performance of Victor Hugo Gala Concert in Seoul back in May (he sang 2 songs from "Rimbaud"), I knew he was working hard on his musical project but I couldn't find a lot of information about it. I exchanged a few words with him about his musical via FB but it was still unclear for me. I was going off to Singapore anyway, so I thought it might be a great opportunity to ask him about it.


After watching the show on the second day, I walked up to the stage door not knowing what's going to happen. Just fingers crossed...

I was already a bit nervous by myself and what is more, on that day, it was raining, which just exasperated my anxiety.

And here I come, in front of the stage door... But nobody was there (this was totally unexpected...). Just silence.

5 minutes...

10 minutes...

Then, a girl (a dancer) came out of the stage door. What a relief. I didn't know her, but I was so amazed with the performance of dancers and acrobats, that I decided to talk to her, which needed a bit courage for a shy person like me.

"Hi! I loved your performance! Could you give me an autograph?"

She smiled a bit awkwardly (Probably because I made her surprised with my overwhelmingly positive tone of voice...). But kindly gave me an autograph.

After that, a number of dancers and acrobats came out of the stage door.
I  was a bit daunted but tried my best to talk to them and succeeded in obtaining some autographs. Some of them gave me a smile.


A few minutes later, Mr. Robert Marien came out of the door.
I should have thought about what I was going to talk, but all I could say was "Yesterday was quite unfortunate for you guys..." Such a pointless words and besides, it's grammatically incorrect. Pfff. Words always failed me especially when I met someone that I longed for seeing. What a shame.

Then again I said something really stupid.
"I came from Japan, and can I take a picture of you because some of your fans couldn't make it here."

He replied to me,
"Oh, you're sort of Japanese spokesperson!"
What a flattering comments. But all I was doing was just taking a picture...  I didn't deserve such a compliment.

It's quite stupid of me that I didn't tell him how much I loved his rendition of Frollo (for me the best!) and how much I was moved by his impressive performance on that day.

After taking a photo, he smiled to me and walked away in a very classy way.


I waited for other singers doing nothing, one of the dancers wearing the glasses (later I learned his name was Maciej) kindly talked to me.

He was actually an acrobat dancer. He remembered I was in the first row. I was a bit happy but at the same time a bit embarrassed. Again I asked him a very stupid question : "Do you climb up the bell?" Ahh... he is an acrobat. Definitely he does!!! And actually he does. He explained to me when he was on stage. (I realized how often I mixed up dancers and acrobats.)

I told him I came from Japan and he was also in the NDP Japan tour back in February and March.

"How many times did you see the show?"

For a moment, I hesitated to tell the truth. But anyway, I love the show... So

"Umm... actually 5 times in total, three times in Japan and twice here."

"You're crazy!"  YES! I KNOW!

"I just love this show..."

Then a few staffs came out of the door.

Exact a year ago, 18 December 2012, I went to Paris to see the French musical called "1789: Les Amants de la Bastille". And this show totally blew my mind. It was literally sensational.

A year later, season 2 of this musical has started, but too sadly there was a blast in the theatre and one of the technicians lost his life. Actually he once was in the NDP company and I learned that his brother was working in this Singapore tour.  So if I had a chance, I wanted to tell my sincerest condolence to him.

I walked up to one of the staff. "Excuse me..."
"Wow, we have the first fan here!"
I realized there was nobody asking for photos or autographs last night.

Anyway I continued talking.
"I'm looking for someone."
"But we're staff."
"It's alright, I'm looking for Mr. Toledano. I went to Paris..."
"Ah, Frankie, He's coming soon, definitely."

But unfortunately, I forgot to check what Mr. Toledano looked like and I failed to see him.

I was a bit worried about the sound troubles which had happened on a previous day (premier night). So I asked about it to him.
He explained that only the fuse of Singers' microphones have blown out. "It's all their (theatre's) fault. There's nothing we can do."

I thought the troupe was a bit disappointed with what had happened on the premiere night but actually they dealt with the accident much more calmly than I had expected. They were more like "it-happens-all-the-time" attitude. Come to think of it, some of the casts and crews have long been engaged in this show (For instance, Matt and Richard have been in this show for about 15 years!) so probably "accident" is part of their lives.

It seemed like they hadn't seen the brochure of Singapore tour yet so I showed it to them. They were happy to find their own names on it.

After that, I have seen Alessandra coming out of the door, but I wasn't really sure it was her and I missed opportunity to talk to her. What a shame...

The dancers and staffs got on the bus altogether and left from the theatre.

Then Matt, Elicia, Miriam and Anthony(dancer) came out together.
When I watched the show in Tokyo, I failed to see the female casts. So actually this was the first time to talk to them in person. They were astonishingly beautiful (it might be because they were on the way to the party on that day.). OMG, it's a girl crush.



For autograph, I tried to find the page that each person was on but I was so clumsy that I couldn't find it quickly. But they kindly helped me to find the page. How sweet they were <3

On the disastrous premiere night, I tweeted to Matt and Richard to try to cheer them up. I told Matt about it. Again I uttered some weired English but he remembered my tweet anyway.

"Ah.. you sent that message! Thank you so much and thank you for coming to the show!"
With that familiar sparkling smile...

I was all alone (I mean as a fan) and it was raining and besides my English sucks, so I felt pretty much miserable at this time. But once I saw his smile... it all melted away and it really warms my heart...

I believed I exchanged a few words more with Matt but I was overjoyed with the encounter and I couldn't remember what I was saying. Such an idiot. But I clearly remember how generous he was.


I took a photo with my super reliable OMD and the above was the result. They are amazingly beautiful!


Then oh man, here comes Richard.

I talked with him back in May at Victor Hugo gala concert but it was such a chaos that I believed that he might not recognize me. So I said "C'est moi, xxx (my name).". (I prepared some French phrases but looking back this is the only French word that I uttered. zut.) .

"Oui."  He said without any expression.
Did I say something wrong?? I became a bit nervous again... But anyway, I have a mission here!

"Are you busy between the tour and preparation for your project Rimbaud?"

"Ah... we had a press interview today and we're going to French school tomorrow. How are YOU?"
I know it's a customary question but I didn't expect that he asked me a question and all I could say was...

"Great!" Yeah, I felt great (cause I could see Gringoire played by Richard from the front row) but so cliched answer. ..

Then I tried to move on to my "list" of my questions about his upcoming musical "Rimbaud".

I actually sent a message to him in advance if I could see him after the show, I would like to ask a few questions about his musical. So probably he knew why I was there.

"As there is not so much information about "Rimbaud", can I ask you a few questions?"

"Umm...Do you really want to do this now? Because we're going to have a party tonight and I don't have much time. Are you coming to see the show tomorrow?"

It's a bit hilarious that he assumed that I would watch the show more than once, but unfortunately I was supposed to leave Singapore the next day.

"I can't. I have to leave Singapore tomorrow."
"So can you send it by e-mail? Will that be better for you?"

Well... I can, but I came here to ask you about Rimbaud in person... I can do that in Japan if it's via e-mail, you know...

But of course, I can't say this to him because "after-the-show" thing is totally optional.
I shouldn't be too demanding.
So...

"Alright. I'm gonna do it. But I have 4 or 5 questions. Is that OK for you?"
"Sure, no problem."
"Sorry to bother you."
"Oh, no. It's OK."
I was a bit relieved that he didn't seem to be bothered by my favor.

So anyway I managed to succeed in asking questions (in a different form that I had expected though.).

I took a photo with Richard, Matt and Elicia, which was quite nice.

On this day, Richard was very quiet somehow (probably he was just tired... but it was far from the image of super comical "Ricky Ping") but he was extremely generous and kind as usual.


I returned to the hostel in the middle of night with mixed feelings of joy and disappointment.
In one way I was soooo lucky to see the casts and crews even though they had a party on that day, but on the other way, I totally failed to do one of my prime missions of this trip.

The next morning, I thought there might be a chance to talk to him again before the show (My flight was scheduled to take off  at midnight and have certain amount of free time left.). But I knew the troupe was going to French school, so chances seemed to be quite slim. But anyway it's better than doing nothing. So I decided to go to MBS again in the afternoon.

Before going to MBS, I dropped by St Andrew's Cathedral. The pure white facade caught my eye when I was on my way back to the hostel on the previous night. I'm not particularly religious person, but whenever I travel, somehow I always go to the church or temple. This time too, I prayed.


After that I went around some touristic sites and  returned to the Marina Bay Sands.

Then miracle (it might be exaggerated but...) happened.
I met Richard.

He was in a hurry for preparation for the show, but he was kind enough to give an autograph on my beloved i pod touch.


I knew it was kind of inappropriate, but I couldn't give up asking a question...

"I just wanna ask a quick question. When will the Asian tour of "Rimbaud" start?"
"It hasn't decided yet, we're going to have a meeting in January. But it's supposed to start from Shanghai. I'm gonna tell you once it's decided."
He smiled a little (Probably I looked so desperate...) .

Ouf. Anyway I succeeded in asking one question.

"I have to go now because I have to prepare for the show, wearing wig and... you know. And please send the list!"

I didn't expect he would talk about my "list", so his remark was quite surprising but really sweet.
I'm always impressed with his generosity but this time, I was especially moved by his kindness.

It was really magical and priceless moments.

After returning to Japan, I sent a "thank you" note to each cast with the photo. They kindly replied to me. What nice people they are...


Singapour, je t'aime...
Et merci pour tout, l'équipe NDP!!!


2013年12月27日金曜日

NDP tournée Singapour (番外編) ~シンガポールNDP公演(出待ち)~

Singapour, je t'aime... ~思い出の出待ち~
 
English Version is here

実は、シンガポール公演の自分の裏テーマが出待ちをして、リシャールにランボーについて聞いてみるということでした(爆)。(第一の目的は、日本で達成できなかった最前列での鑑賞。)


ダンサーのアントニー、エリシア、マット。
みんなの優しさが忘れられません…。
本当にありがとう。
そして、このショット、あんまりない取り合わせ^^
 
というわけで、2日目、公演が終わった後、荷物を受け取って、ドキドキしながら楽屋口に行きました。

この日は雨。不安が倍増します。

そして、誰もいない…。

大丈夫なのか??と思っていたら、ダンサーの女の子が出てきました(ホッ。)。実は、私、NDP公演中にダンサーに話かけたことは一度もなかったので、顔を見ても全然誰とか全く分からず。でも、この日のダンサーの演技がすごい良かったので、意を決してこの女の子にサインください、と話しかけてみました。向こうも、ちょっとびっくり&引き気味だったけど、ちゃんとサインをくれました。


シンガポール公演のパンフの表紙。
表紙自体は結構普通です。
写真はJapan Tourのパンフと被っているものも多かったですが、
出演者情報等がこちらのほうが詳しかったです。

その後、続々とダンサーが出てきて、話かけられそうな人にとりあえずサインをいただきました。

ダンサーは、Japanツアーから結構変わっていた
印象でした。

そんなこんなで待っていたら、ロベールさんが出てきました。待ち時間の間にいろいろ言うべきことを考えておけばよかったのに、それを怠っていたためにとっさに出てきたのが、昨日は、大変でしたね。。。という何とも後ろ向き発言。確か、ロベールさんはそういうこともあるよね、的なことを言っていた気がしますが、話に詰まったので、日本から来ました、日本のファンの中にはシンガポールに来れない人もいるので、写真撮ってもいいですか?と言うと、快く写真を撮らせてくれました。そして、「君は日本のスポークスパーソンなんだね。」と言われて、思わず、「not really...」と反応してしまいました。。。そんなたいそうなことしてないです…。本当に。その後、爽やかにロベールさんは立ち去って行きました。

 
ロックポーズで決めてくれたロベールさん。
こういうお茶目なところ好きです。
ちゃんとパスを見せてくれているところも素敵。

 
サインが乾くまで待たないとね、と言われました^^

で、そのあと、ぼーっと手持無沙汰で立っていたら、メガネをかけたお兄ちゃんが私に話しかけてきてくれました。誰だかわからないので、「?」って顔をしていたら、「アクロバットだよ。」と自ら説明してくれました。「一列目にいたよね。見たよ。」とちょっとうれしいような恥ずかしいようなことを言ってくれました。ここでまた、話に詰まったので、あ、鐘に乗ったりしていたんですか?とくだらない質問をしたら、「うん、あと茶色い服を着ているのも僕たちで…」と出演シーンを説明してくれました。でもよく考えたら、自分、アクロとダンサーの区別ができていないので、説明してもらえて良かったです。

彼に、日本から来たというと、NDPは何回見たの?と聞かれたので、正直に「5回」というと、It's crazy!と言われました。うーん、crazyなのはわかっているんだけど、融通がきかない私、うまい反応ができず、とりあえず、"Yes, I know, but I love it!"といつもよりテンション高めで頑張って回答してみました笑。でも、こうやって人懐っこく話しかけてくれるのは本当にうれしかったです。ダンサーやアクロの人たちには、感動したわりにちゃんとそれを伝えることができなくて申し訳なかったです。
 
そのあと、スタッフの人たちが出てきました。一人でぼそっと立っていて、サインを私がお願いしているのを見たからか「Wow, first fanじゃないか!」と言われました。と、ここで、昨日はだれもやっぱり出待ちしてた人はいなかったんだと気づきました。(公演を見ていても、確かに出待ちしてそうな人はそういえばあんまりいなそうだった。)

スタッフの人たちも見知っている人はいなかったのですが、実は、1789の爆発事故で亡くなったマルキュスさんのお兄さんがこのツアーに参加しているのをパンフを見て知ったので、もし可能なら彼に一言ご挨拶してから帰りたいと思い、意を決して、またスタッフの人に話しかけてみました。

すると、「俺たちはスタッフだけど。」と言われ、「いえ、いいんです。トレダノさんを探しています。1789を私パリで見ていて、彼の弟さんのことを知って、話がしたいんです。」と言ってみたら、「あーフランキーね、そのうち出てくると思うよ。」と言われました。(が、しかし、結局、トレダノさんの顔がわからなかったので、挨拶できずじまいに終わりましたorz..)

で、ついでに、昨日の音消えの原因は結局なんだったんですか?と聞くと「歌手のマイクのヒューズだけが飛んじゃって、こっちには全然非はなくって、完全に劇場のせいだよ。彼らは我々に賠償金(と言ったように聞こえた)を支払うことになるだろうね。」とちょっと皮肉っぽく言われました。

自分的には、前日の散々だった公演に気落ちしているかと思いきや、みんなどっちかっていうと、「まー、アクシデントってあるよね。」っという感じか、上記のように「っつーか、マジあり得ないし。」みたいな反応が多かった気がします。それが自分としては意外というか、ほっとしました。キャストやスタッフは、ものすごい数の公演をこなしている人もいるので、ハプニングには慣れっこだから、今回のものもその一つという感覚なのかもしれません。

あと、パンフをまだキャストもスタッフも見てなかったらしく、自分の名前が載ってるか見せてと言われました。そして、自分の名前を発見して、喜んでいました。

そのあと、また別のダンサーたちの集団に何となく話しかけてサインをもらってみたら、人によって、「俺の写真ないんだけど。」と言われました(汗)。でも、とりあえず適当な場所にサインをもらいました。Thank you for the great show.と言ったら、人によっては、ニッコリ微笑んでくれる人もいてちょっとほっとしました。


その後、アレッサンドラっぽい女の子が出てきました。(この日、アレッサンドラはオフで、スタンバイしていたみたいです。)結構ロックな感じの私服でした。でも、何となく声かけづらい雰囲気(この人何してるの?って感じでチラ見されました…。いや、まあ確かに周りに誰もいなかったし、そりゃ怪しい人間だよね。)だなと思ってまごまごしていたら、喫煙コーナーでほかのイタリア人ダンサーたちとスモーキングタイムに突入してしまったので、アレッサンドラのサインは断念しました。

ダンサーたちは、みんな仲良く仲間が出てくるのを待って一緒に帰っていきました。

で、ここから結構待っていたのですが、マットやリシャールが出てくる気配がありません…。心配だなーと思っていると、マット、エリシア、ミリアム、ダンサーのアントニー(彼だけ、実は知っていた。)が一緒に出てきました。

実は、日本で女性歌手に誰も会うことができなかったので、個人的にテンションが上がりました!しかも、この日、ソワレ(パーティー)ということで、ミリアムとエリシアはばっちりメイク。超美しかったです。4人にサインしてくださいと言って、サインをもらおうとしたら中々彼らの写真が見つからず、私がまごついていたら、みんなで「探してあげるね。」と一緒に探して、サインしてくれました。彼らも初めてパンフを見たからか、「へー、こんな風になってるのねー。」とパンフ鑑賞をしていました。

ミリアム、確か左利きだったなー。
写真を撮り損ねてしまいましたが、
めっちゃ美人でした!

実は、プレミアでずっこけた後にTwitterをしたら、Mattが親切にも反応してくれたので、Mattに、あのツイッター送ったの、自分です、と言うと、「あー、あのツイッター送ってくれたの?ありがとう!」とあの飛び切りスマイルで言われ、超感動しました。

実は、東京公演やソウルガラコンでは、マットは大人気で基本的にあんまり話せる機会が実はなく、このとき、初めてまともに話をしました。このあとプレミアの悲劇について話して、確かマットも「こういうアクシデントって起きちゃうんだよねー。」と穏やかに言われた気がします。みんな、落ち込んでるというより、アクシデントはアクシデントと気持ちを切り替えてやってるんだなと思って、ちょっとホッとしました。

一人で、結構心細かったので、マットが声かけてくれたのはすごい個人的にジンときました(だから大人気だったんだねーといまさらマットのすばらしさに気づく私。)。

 
マットの優しさに感動。。。

エリシアは、想像以上に美人でビビりました。地毛のブルネットのウェービーヘアーがすごいお似合いでした。ミリアムも真っ赤なリップが超お似合いの美人さんでした。(Girls Crush!)。見てるだけで女子力が上がる気がしました^^
ミリアムに東京であなたのエスメラルダ見れなかったので、すっごくうれしかったです。と言うと、「ありがとう!」と言われ、ちょっとうれしそうで、こっちまでうれしくなってしまいました。


美しきエリシア。
明るくハキハキとしたお姉さんでした。

みんなにサインをもらって、そうだ写真!と思いだし、ソワレに行こうとしていた彼らを引き留めて(あー、でもミリアムは気づいたらいなかった(汗))写真を撮らせてもらいました(冒頭の写真。)。この瞬間のために、素敵カメラを持参していたのですが、レンズが望遠だったので、かなり後ろに下がって写真を撮ろうとしたら「そんなに下がって大丈夫?」とマットたちに心配されました笑。

で、今度は私を入れて写真をと話をしていたら、リシャールとスタッフのどなたかが一緒に出てきました。

 

 
 ソロショットをいただきました。
この日は珍しく無帽。

ソウルガラコンのとき、リシャールと話はしましたが、一瞬だったし、たぶん、自分の顔までは覚えていないだろうと思ったので、"C'est moi, ○○.(私、○○(名前)です。)"と言ってみると、"Oui"と返してくれて、それは、ちょっとほっとしました。でも、それがあまりにも抑揚がない感じ&けっこう普通に真顔で言われたので、イマイチリシャールにどんな印象を持たれているのかよくわからず、ちょっと不安に…。

でもとりあえず、「ツアーとランボーとで最近は忙しいの?」と聞くと「うん、今日はプロモーションの取材で、明日は、現地のフレンチスクールに公演に行くんだ。」と言われ、今度は逆に "How are you?"と聞かれ、ちょっとびっくり。(いや、聞き返すのがマナーだっていうのはわかっているんだけど、まさか言われると思わず。。。)とりあえず、適当にGreat!と答えてしまいました。

聞きたいことをいくつかリストアップしていたので、「ランボーについての情報があまりないから、質問してもいい?」と言うと「今じゃないとダメかな?明日はもう来ないの?(何日かいるの前提にしてるのがちょっとウケる。)今日、これから、パーティーがあって、そんなに時間が取れないんだ。」と言われてしまいました。。。

しかし、自分は次の日の深夜便で帰ることにしていたので、出待ちっていうか公演も見れない感じ。。。

その旨伝えると、

「メール(メッセのことだったらしい。)とかで送ることはできない?そのほうがいいよね。」と言われました。

メッセだったら、日本にいても同じな気が…。シンガポールまで来たのは、リシャール本人の口からお話を聞きたかったからなので、ちょっと気落ちする私。しかも、メールのほうがいい?って自分の英語そんな変だったか??と焦りました。(まーマットにも聞き返されたけどさー。→あとから考えたら、リシャールは私が話すのより書く方が楽そうだから、(まあ、実際そうなんですけど。)敢えて気を使ってメッセにしたらと提案してくれたのではないかという気がしました。)

「4、5個あるんだけど、それでも大丈夫?」と聞くと、「あ、全然かまわないよ、送ってくれさえすれば答えてあげるよ。」と言ってくれました。事前に、実は、もし公演後に会えたら、質問したい旨のお願いはしてあったのですが、こんなにあっさりオーケーしてくれるとは思わず、リシャールの気さくさにすごい感動しました。。。

ソワレがあると聞いて、とっさに「Sorry for bothering you.」と言うと、リシャールは「No, it's ok.」と言ってくれ、あくまで時間がないから、ということを強調していました。(これはかなりうれしかった。)じゃあ、メール待ってるね、と言われ、とりあえず、みんなで写真だけ撮らせてもらい、その場は別れました。

 
 
自分の映りがひどすぎて、「…。」ですが、ほかの3人が
すてきすぎる写真。これは、宝物。。。

公演で疲れていたのかもしれませんが、この日のリシャールは、東京や、ソウルでみたときよりも、静かというか、終始穏やかに話をしてくれて、あれ、こんな人だったっけ?とちょっと思ってしまいました。

リシャールに直接いろいろ聞ける!と思っていた自分は、全く何も聞けなかったことに意気消沈し、(いや、この日がソワレだったので、みんなに会えただけでも、ラッキーだったはずなんですが、思いが強かっただけに失望も大きく…。しかし、このときかなり自分本位でした。。。懺悔。しかも、シンガポールで終始英語を話していたら、頭の中が完全に英語モードになってしまい、フランス語をほぼ話さなかったという大失態。。。)

そして、ホステルについて、みんなにもらったサインを写真に撮っていて、あ、リシャールからサインもらいそびれてる!と気づき、さらに意気消沈。。。

失敗覚悟で、とりあえず、次の日入り待ちをしてみることにしました。でもあまり希望は持っていませんでした。

観光の途中で、MBSからタクシーで帰った時に気になっていたセント・アンドリューズ教会に、入ってみました。真っ白な教会。何だか心が清らかになります。特に信心深くない自分ですが、旅先の教会ではなぜかよくお祈りをしているので、ここでもお祈り。一応、リシャールに会えますように、とお祈りし、何となく記帳までして、教会をでました。

 

が、奇跡が起きました。

なんと、MBSに再び行って、楽屋口で20分ぐらい待っていたらリシャールがロベールさんと一緒に会場にやってきたところに出くわすことができました。せっかくなので、、i podにサインしてください、と言うと、リシャールが一瞬え、パンフではなく?といった反応がありましたが、いつも、これを持ち歩いているから、というと快くサインしてくれました。よくほかの人にi phone と間違われるi pod touchですが、リシャールにも「最新のi phone?」と聞かれました笑。

最初サインの下に何を書いてくれたのかわからなかったのですが、
GRINGOIREと書いてくれたらしいです。
確かに。勘が悪い自分。

そして、いかんと思いつつ、「ちょっとだけ聞きたいんだけど、ランボーのツアーっていつ始まるの?」と聞くと、「まだ、決まってないんだ。来年の1月にミーティングをする予定なんだけど。ほら、資金集めとか、いろいろ決めなきゃいけないことがあるから。でも、上海で始まるってことだけは決まってるんだ。決まったら、ちゃんと知らせるから。」と教えてくれました。そんなに焦らないで、と言う感じで言われたのがちょっと恥ずかしかったです(苦笑)。というわけで、どうやらリシャールはツアーのあとは、さらにアジアに残ってランボーの準備をする予定のようです。

ただ、リシャールはリアルに急いでいたようで、そのあと、「ウィッグとかの準備があるから、ごめんね。リストはどうなった?送ってくれたら答えるから。」といって爽やかに立ち去って行きました。まさか、質問のことをリシャールから話してくれるとは思わなかったので、これはかなりうれしかったです。→この後実際に質問は送ったのですが、さてさてどうなることやら…。返ってきた方が奇跡な気が(笑)。

このときも何だかすごく穏やかな感じでした。Ricky Ping!Matt Wong!とかやってるリシャールがちょっと信じられない笑。
 
リシャールにサインをもらった後、充実感に浸りながら食べたジェラート。
レモンライム味が甘酸っぱかった(→女子高生か!(笑))。
 
 最後、MBSを去る時の空。天気は決して
よくありませんでしたが、やろうと思ったことを
ほぼすべて達成できたので、すべてが美しく見えました。
この空の絵、忘れられません。
シンガポール、ありがとう!
 
美しかった蓮の花…。
 
何だか狐につままれたような感じで、その場にしばらくぼーっとしてしまいました。。。
それにしても、リシャールがあんなにいい人だったことに本当に感動。

一人で(アジア人なので、たぶん実年齢よりかなり若く見えたと思う。)、しかもほかに誰も出待ちをしている人がいなかったということで、キャストやスタッフの方たちはみんな、遠くからよく来たねー、という感じで本当にすごく親切にしていただきました。

出待ちは、本来、公演のおまけのはずですが、リアルにシンガーやダンサーたちに会えるので、思い出としてもなんだかやたらとvividに記憶される気が…。

本当にPricelessな思い出、幸せな瞬間でした。。。

日本に帰ってから、それぞれの方に写真とお礼のメッセを送ったら、みなさん親切に、ありがとうと返事もして下さり、またさらに感動…。

Singapour, je t'aime...
Et merci pour tout, l'équipe NDP!!!
 
シンガポールレポ、おわり。

2013年12月24日火曜日

NDP tournée Singapour (J-2) ~シンガポールNDP公演(2日目)~

Quel bonheur... ~幸せな時間~

この日は元々押さえていた最前列からの鑑賞。最前列といっても、真ん中にはせず敢えてグランゴワールが目の前にくるはずのちょっと左寄りの席をゲット。東京公演では叶えられることができなかった夢のような最前列席。ここからリシャールが見れるの?と思うとテンションが上がる。
だが、1日前の悪夢のような音声トラブルのことがあったので、若干その辺は不安に思っていた。
この日は、外は昨日とは打って変わって大雨。レミゼではないが、恵みの雨となるか?



セットがとにかく近い。グランゴワールのスタンばる木の箱も
目の前に!

この日は前日とうって変わって雷雨。
 
そして、舞台が昨日のようにあっさりと始まる。最前列は照明が落ちていても基本的に何でも見えてしまうので、グランゴワール登場シーンも当然、リシャールが入ってくるのが見えた(後ろの席からだと突然グランゴワールが現われてって感じに見えるけど。)。すたすた入ってくるリシャール。入りはけっこう普通なのね。。。

そして、ライトが彼にあたる。いた。リシャールだ。
これは自分だけなのかもしれないが、真ん中ぐらいの席に座っていると、劇を「見ている」という気分にはなってもその世界に「入り込む」(フランス語だとvivreって感じだろうか。)っていう感覚にはなれない。だが最前列はまさにライブで、私の目の前でリシャールが歌を歌っている、という感じがした。

そして、最前列にきて初めてわかったのが、衣装とメイクのディテール。グランゴワールのパンツがパッチワークになっているのは知っていたが、生地が思っていた以上に厚く、カジモドのスーツと同じような生地でできていた。グランゴワールのメイクは青のアイシャドーは入っているもののそこまでケバケバしいメイクではない。

そういえば、グランゴワールとフルールドリスのウィッグが新調されていた。リシャールの方はよりエアリーな感じになって、ダンスとか踊っているときも軽やかに髪がなびいていた。エリシアの方は、以前のプラチナブロンドで帽子かぶっちゃったみたいなウィッグからナチュラルブロンドの自然な雰囲気のウィッグに改良。こちらも不自然さは大分改善された。

1列目なので、もちろんリシャールとは目線は合わないが、細かな表情の変化もよく見て取れた。声も、1日前のプレミアよりよくなっているような気がした。(まあ、彼はわりとコンスタントに歌を歌える歌手ではあるんだけど…。)

この日の配役。
カジモド… Matt Laurent
グランゴワール… Richard Charest
フロロ… Robert Marien
フェビュス… Alberto Mangia Vinci → たぶん、この日も2ndの Luca Marconiさんだった…。長髪フェビュス。
エスメラルダ … Myriam Brousseau
クロパン… Angelo Del Vecchio
フルールドリス … Elicia MacKenzie

というわけで、エスメラルダとクロパンは2ndのミリアムとアンジェロ。この日イアンは風邪を引いていたらしい。2日目にして、2ndが二人(追記→いや実は3人だったっぽい。)は多いなあと思ったが、そういう事情だったのだとあとでわかった。実は、自分は東京でアンジェロとミリアムの演技を見たことがなかった。Youtube上に流れていた映像を見ていて、2人がかなり歌がうまいのは知っていたので、二人を見れなかったことを残念に思っていたのだが、今回、偶然にもその願いが叶った。

なので、Les Sans-papiers は、今回は、アンジェロによる演技。アンジェロって体格がわりといいので、まさに「兄貴」って感じがする。歌声は、ライブも映像と同様に美しいoperaticな声だったが自分的に、アンジェロの声は、クロパンではなくカジモドで聞きたかったかも。個人的には、クロパンは、ジプシーのrebeliousな感じが強く出ているイアンの方が好みな気がした。

そして、Bohémienneでミリアム登場。確か、シンガポール公演は、キャストのボードのようなものはなかったので(自分が気づいてなかっただけか?)、歌手が登場して初めて誰が今日出演するのかわかる、というような状況だった。

Bohémienneの冒頭、また数小節、歌手のマイクの音が消えた。悪夢再びかと思ったが、数小節で復活し、その後音切れがすることはなかった。でも、マイクがないと、2、3メートル離れているだけでも歌手の声はほとんど聞こえなかった。

ミリアムのエスメラルダは美しかった。かわいいというより、美女という感じ。かつ、声がすごくきれい。ただ、エスメラルダにしてはちょっと声がきれいすぎな気がしなくもなかった。フルールドリスはすごくお似合いだったんじゃないかなという気がした。でも、いずれにしてもBelleであることには変わりはない。

そして、ダンサー、アクロバットたちについて。実は、後で知ったのだが、この日はプレスデーだったらしく、実はみんな張り切って演技をしていた模様。前日、ダンサーたちは音がボロボロな中でもすごくよかったと思ったけど、やはりこの日の方が、みんな演じきっているというか、力を出し切って演技をしている感じがした。


 
ダンサー、アクロバットの人たち(シンガポールは撮影不可だったので、
写真は東京公演のもの)。彼らがいなければ、この劇は成り立たない。
そのわりに、歌手たちに比べて、あんまり光が当たらないのがちょっとかわいそうだなと思う。 

また、1列目からの観劇ということで迫力がすごかった。振りも細かなところまでよく見えた。特に、1列に並んで舞台のせりまでいっせいに迫ってくる場面などは、目の前にダンサーたちがくるので、彼らの気迫をビシバシ感じた。そして、後ろの席ではわからなかった、ダンサーたちの表情などの演技がすごく良かった。Les Sans-papiers などの、refugeeたちのdesperateな感じの表情は鬼気迫るものがあったし、La Cour des miracles のようなここぞジプシー天下みたいなところでは、彼らのジプシーとしての誇りを感じた。

また、ダンサーたちの衣装やメイクも興味深かった(結構洋服とかを見るのも好きなので。)。遠くから見ると単なるボロボロ服(苦笑)と思っていたLes Sans-papiers の服も近くで見ると、実はけっこうこまかくデザインされている服で、メイクもそれぞれダンサーたちで違っていて見ていて面白かった。ヘアピースもどうやってつけているのかとかもわかったし、そういうのを見ているだけでもおもしろかった。

もう一つ1列目で気づいたのが、かなり大きな声でダンサーたちが叫んでいたこと。意外と後ろの席では気づかなかったが、かなり大きな声でダンサーは叫びながら演技している。(うしろの席でも聞こえることは聞こえるけど、ワー、ワー言ってるぐらいにしか感じなかった。)この声が聞こえているのと聞こえていないのとでは、だいぶ、舞台のライブ感が違う気がした。

Le mot Phœbus。リシャールが本当に目の前で歌う瞬間は何度かあったけど、はっきりこの曲のときは目の前にいたのを覚えている。 布団の上で仲良く二人で歌うこのシーン、目の前で聞くと、本当にかわいらしいカップルだった。そして、すごすごと去るリシャール。思わず微笑んでしまう。

そして、Déchiréリベンジ。今回は、ちゃんと全部歌が聞こえた。よかった、よかった。やっぱり歌があってこそ、あのダンスと走り回るのが意味をなす。そして、アルベルトルカさん、高音がときどき伸び損ねているところがあったけれど(La volupté とか。)、全体的には、emotionalでキレイな声のフェビュスだったと思う。(自分の中では、明るい高音が光っていたYvanのイメージが強いから、比較してしまうけど…。)
みんな拍手(笑)。

Belle。初日に引き続き、また、ハモりの部分でフェビュスがメインパートになっていた。ここは見せ場なので、ちゃんとしてほしかった。(たぶんのちのち調整していったとは思うけど。)

Tu vas me détruire 。東京公演で、舞台に一番近い席に座っていた時、残念ながらロベールさんは、オフで、1月のミニライブ以来楽しみにしていた至近距離のロベール・フロロが見れず、かなりがっかりした。というわけで、今回1列目でロベール・フロロを堪能することができ、すごくうれしかった。

ロベールさんは歌唱力が抜群であるのはいわずもがなだけれど、演技も素晴らしいと今回改めて感じた。特に至近距離で見ていると、フロロの苦悩、弱さ、冷徹さ、といった様々な感情が手に取るように感じられた。そして、ロベールさんのフロロだけは、あんなに邪悪なキャラ設定なのに、どうしても嫌いになれない。彼の演じるフロロはただただ哀しい。人間の「弱さ」全体が彼というキャラクターを通して表現されているような気がした。

というわけで、2日目は細かなトラブルはあったものの、わりとつつがなく第一部が終了。
Fatalité の"Oh destiny~"の音楽が流れたときは正直ほっとした。
そして、曲が終わった直後にスタッフがベッドを回収に来ていたのがちょっと面白かった(隣の人も笑っていた。)。


1列目からだと舞台袖が丸見えでした…。
なんだか舞台袖のシンガー達は楽しそうでした。
 

第二部。
1日目に横倒しになっていた光は、一応直っていた。

Les cloches 。一番前の席だとちょうど鐘は真上ぐらいになってしまって、微妙かなと思ったら、逆にアクロがよく見えて、ものすごく面白かった。こうやって演技していたんだーと発見がいっぱいだった(アクロの人たちの鐘の中での動きもよく見える。)。そして迫力も◎。この席本当によいと思った瞬間だった。

Où est-elle? フロロ、グランゴワール、クロパンが並んで最後にユニゾンになるところが美しいこの歌。私の前はちょうどロベールさんで、でもリシャールもすてきで目が右、左と忙しかった(笑)。

Les oiseaux qu'on met en cage。カジモドのナンバーで実は一番好きなのがこれだったりする。歌詞も好きだし、エスメラルダとのデュエットがたまらない。ミリアムの美しい声とマットとのハモりは最高だった。マットがブロックの高いところにいるので見づらいかと思ったがこれもそれほど違和感なく鑑賞できた。

Condamnés。ダンスがとってもよかった。前述のように、ダンサーたちの表情がこの歌もとっても良かった。なんで、俺たちはいつも追い出されなきゃいけないんだよ、という想いがひしひしと伝わってきた。

ちょっと前になるけれど、フランスでは、ジプシー(ロマ)はフランス社会と相容れないみたいな内相の発言が問題になったり、ロマの子が校外学習中にほかの生徒がいる前で強制送還されるために連れて行かれるという事件があったりしたので、この歌は、まさに現在の事象とリンクしているんだよなあと考えてしまった。

内相であるManuel Valls の「ロマは国に戻るべき」発言についての記事
http://newclassic.jp/archives/945

強制送還の事件の記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3001793


Être prêtre et aimer une femme。これも、フロロのナンバーの中で好きな曲。神父である自分と男としての自分に苦悩するフロロbyロベールさんが何とも哀しい。そして、1列目に座って初めて気づいたのが、この歌とLa torture の間で舞台が暗転する間にロベールさんがガウンを投げ捨てていたこと笑。早着替えとはちょっと違うけど、そっか、そうだったのか、と思った。ここで、ガウンを着た表のフロロとガウンを脱いだ素のフロロが対比されているわけね、と本当に今さら気づく。

Libérés。これも、好きなナンバーの一つ。英語がFree todayという若干イケてない訳になっているのは嫌いだけど、ダンサーたちの喜びに満ち溢れた顔が本当に良かった。最後に舞台ギリギリまで歌手、ダンサーが1列に並んで、こぶしをあげて、「Free today!」と叫んで迫ってくるシーンは本当に迫力があった。あと、ダンサーたちもマイクは入ってないけど、歌を歌っていることにこのときはじめて気づいた。

Lune。真ん前ではなかったけど、リシャールが目の前でLuneを歌ってくれるというのは、なかなか素晴らしかった。リシャールってやっぱり声量あるよね、と納得。これがフランス語で聞けたらなあ。

Vivre。この曲もエスメラルダが高いところに立って、歌を歌うので、見にくいかと思いきやそこまででもなかった。むしろ、エスメラルダを仰ぎ見ることになるので、エスメラルダ(ミリアム)が神々しく感じた。ミリアムの美しい声が光っていた。

L'attaque de Notre-Dame。これは、最前列から見て一番面白かったシーンかも。このシーンはローラーがついた柵を多用した演出が特徴的だけれど、ダンサーやアクロバットの人たちがギャーと叫びながら戦うダンスをしたり、車輪がガシャンとぶつかる音など、とにかく迫力があった。

Danse mon Esmeralda。何と本当に目の前で、マットがこの歌を歌った。。。実は、私自身はこの歌がカジモドの歌で一番好きと言うわけではないけど、最後に「for you~」といってバタっと倒れるシーンが目の前だったのは、ちょっと感動的だった。いい思い出。

そして、フィナーレのカテドラル。今回は、初日のような大きなトラブルが起きることなく、終了。
ちょっとほっとした。

カーテンコールのとき、何度かロベールさんと目が合った気がした。何となく恥ずかしかったけど、思わず微笑み返してしまった。リシャールとも目を合わせようと思えば合わせられる瞬間は何度かあったけど、さすがにこれはちょっとシャイな自分には無理だった苦笑。

というわけで、最前列鑑賞を大いに楽しんでしまった。
本当に満足した観劇だった。

その後、うまくいくかほぼ賭けに近い出待ちに出発…。

À Suivre ...
出待ちについての記事はこちら

2013年12月22日日曜日

NDP tournée Singapour (première) ② ~シンガポールNDP公演(初日)②~

"Show must go on..." ~初日のまさかのトラブル~

そして、劇場へ。ヒカリエのようにMBS内に劇場があります。お客さんはこの日は初日だからか、モデルと思われるきれいなお姉さんやセレブぽい感じの人も結構見かけました。服装もけっこうお洒落目な服を着ている方が多かったです。お客さんの層も、平日夜ということで、ほとんど大人で、子どもの割合はかなり少なかった気がしました。シンガポールということもあって、いろいろな人(欧米系、中華家、インド系、マレー系etc...)がいるのも印象的でした。みんな結構開演ギリギリまで劇場外で話し込んでいる感じでした。

ロビーの入口をうろうろしていたら、アンジェロやスタッフとおぼしき人たちに遭遇しました。ごく普通に観客に紛れていたのでちょっとウケました。

 
劇場のロビー。

 
 ここで写真を撮ることができます。
 
  劇場前の様子。

 
 
チケットオフィス。

劇場の内部がこちら。あの懐かしい青い世界です。ああ、戻ってきた。と感慨にちょっと耽ってしまいました笑。初日は、真ん中の左端に近い席で鑑賞。日本のように特にチャイムが鳴ったりすることはなく、かなりナチュラルに劇開始。
 

 
劇場は、ヒカリエとほぼ同じサイズ感でした。
構造もけっこう似ている気がします。
席が、海をイメージしてか、マーブル状に
さまざまな青になっています。

 そして、ソウルガラコン以来の生リシャールが登場!何だか、とっても不思議。でも、そこに確かにリシャールがいる。。。そして、あのカテドラル。すてきすぎます。

今回の配役は、Yvanが抜けてしまった以外は、Japanツアーと同じ面々。
カジモド… Matt Laurent
グランゴワールRichard Charest
フロロRobert Marien
フェビュス Alberto Mangia Vinci →たぶん、実は2ndの Luca Marconiさんだった…。すみません。この日(っていうか2日目も。)見たフェビュスは長髪だったのですが、あとで、リシャールの写真を見ていたら短髪のフェビュスがいました。パンフだと、Lucaさんは長髪(多分、地毛が)、Albertoさんは短髪でした。
エスメラルダAlessandra Ferrari
クロパンIan Carlyle
フルールドリスElicia MacKenzie

フェビュス役のアルベルトさんは、パンフによるとイタリア版で2003年からフェビュス役でNDPに出演している方だそうです。イヴァンが出ないことは知っていたのですが、誰になるかは会場に来るまで知りませんでした。

ちなみに、今回のalternate castsですが、Japan tourで来ていたジェロームさんとガブさんは不参加のようです。今回は、グランゴワール&フェビュスがLuca Marconiさん(ローランと一緒にハムレットに出演。)、フロロがFabrisio Vogheraさんで、それ以外はJapan tourと同じです。

前半は、順調に進んでいました。個人的に印象に残ったのは、BohémienneのときのアレッサンドラとLa fête des fous のリシャール。

アレッサンドラのエスメラルダ、超かわいかったです。(出てきた瞬間「かわいいー。」と心の中で叫んでいた。)彼女がすごく若いっていうのもあるんだと思いますが、あどけなさが残るのに、妖艶でセクシーかつチャーミング。ダンスも、私は何にも束縛されず自由に生きてるの、っていう感じがすごい伝わってきました。以前、ロベールさんが言ってた、まさに「自由」を象徴する「エンジェル」。声も、きれいではあるけれど、ボエミエンヌなちょっとハスキーな感じが個人的にすごく好みです。

リシャールですが、前半なぜか一番記憶に残ったのが、La fête des fous でした。リシャールの表情が活き活きしてたのと、曲のエネルギッシュさが良かったからかな。

が、その後、信じられないアクシデントが発生。
La Cour des miraclesの途中まではちゃんと進んでいたのですが、曲の最後で、クロパンが
"At the court of the miracles~"と叫んで曲が終わるところで突然、歌手のマイクの音だけが消えました。。。(BGMは残ってた。)。若干ざわめく観客(初見の人はこういう終わり方だと思ったかも笑。)。クロパンのナンバーは自分が曲としてすごく好きなので、何でこんないいところで切れるわけ?と私も思いました。久々にイアンのキレイだけど、兄貴な感じがツボな声が聞けて喜んでいたところだったのに。

その後、客席中にいたスタッフたちが調整を始めました。会場内で飛び交うスタッフのフランス語。劇場側スタッフと思われる方がこれがライブパフォーマンスですよ、的な言い訳を言っていました。そして、確か、次のLe mot Phœbus のためにアレッサンドラとリシャールが舞台にスタンばっていたのですが、彼らもはけて、舞台も暗転し、劇場の人が出てきて、舞台の中断を宣言しました^^;

結局かなりの時間待たされ(10分はあったと思います。)、Le mot Phœbus から再開。このときちょっと面白かったのが、始まる前、なぜか、真っ暗な中マイクも入らないのに、アレッサンドラとリシャールが歌を歌っていました。(Le mot Phœbus ではなかったような気が。。。)この歌をちゃんと聴けたのは、たぶん、前のほうに座ってた人だけだったと思います。何で二人が歌を歌っていたのかは謎ですが、ちょっとかわいらしかったです。

で再開したのはよいのですが、、、また歌手のマイクの音だけが途切れ途切れ。なんか心配だなあと思っていたら、案の定、Beau comme le soleil のあと、Déchiré になった途端、アルベルトルカさんのマイクが切れました。ご存知の方はわかると思うのですが、デシレで音が切れるほどみっともない事態はありません。。。BGMだけ流れる中、パンツ一丁の男たちが肉体美を披露するダンスをし、アルベルトルカさんが口パク(に見える)で舞台を縦横無尽に走り回ります。。。あり得なさすぎます。。。最後の最後になって、ようやく歌手マイクが戻りました。ここで初めてようやくちゃんとアルベルトルカさんの歌声をちゃんと堪能できました。っていうか、アルベルトルカさんがかわいそすぎました。せっかくの見せ場なのに。

  意図せぬインターミッションに戸惑う観客たち。
その後は、マイクの音切れトラブルは一応おさまったのですが、Belleのマイクの調整が微妙で、ハモリのフェビュスパートがメインに聞こえてました…。そんなこんなで第一部は終わりました。
 
アルベルトルカさんですが、最初の方は、ちょっと調子が?と思っていたのですが(英語の発音がちょっと微妙だった気がした。)、あの衝撃のデシレ後、すごく調子が上がった気がしました笑。Belleとか良かったです。ただ、アルベルトルカさん、長髪だったので、イヴァンの短髪に見慣れてる自分からするとちょっと不思議な感じがしました。
 
 
がんばってたルカさん@フェビュス。Imagine TV映像より。
おそらく1stのアルベルトさんの体調がよくなかったために
急遽出演になったと思われます。
そのあとも、グランゴワール代役も含めて結構出ずっぱりだったんじゃないかな。
本当におつかれさまです><

一部と二部の間にももちろん、休憩がありました。休憩2回って変な感じでした。休憩中も観客は、若干呆れてる感はありましたが、返金しろよ、とかそういった事態にはならずわりと冷静でした。(個人的にはこれは返金レベルじゃ??と思ったりしましたが。)

で、第二部。ここでまたアクシデントが起きました。しょっぱなのFlorence で、カテドラルの美しい窓の光の演出のフロロ側の窓が横倒しになっていました。たぶん、すぐにfixできないと判断したのか、フロロ側の窓が消えました笑。バランス悪すぎ。ロベールさんはもちろん前を向いて最初は歌っているので、そのことにたぶん気づいてなかったと思うですが、後ろを振り向いた瞬間あれ?というような表情をしていた気がします笑。そりゃびっくりするよね。

というわけで、音関係はトラブル続きでしたが、NDPのもう一つの見せ場のダンス、アクロチームは、そんなことに影響を受けることなくいつものとおり素晴らしい演技を披露し、喝采を浴びていました。
 
その後は、大きなアクシデントもなく終わり、歌手の人たちもShow must go on精神でがんばっていた気はするのですが、多少動揺している人もいたのか、声がうわずっちゃったりとか多少あった気がします。(あと、そういえば鐘の演技も鐘を蹴り損なってるところとかあった気がする…。)
 
カーテンコールで、リシャールがいつものフランス語のカテドラルを歌う前に「みなさまの辛抱強さ、理解に感謝いたします。私たちの制御不能なところ(out of control)で技術的な問題があったことをお詫びいたします。」とお詫びの挨拶をしていました。ちょっと中国語とマレー語?でありがとうも披露していました。
 
そういえば、この日は初日でしたが、コッシアンテ先生やジル・マウさん等の特別出演はありませんでした。
 
結局、このトラブルは、会場のヒューズが歌手のマイクのみ飛んだことによるトラブルだったようで、NDPのカンパニーには何も落ち度はなかったようです。そう考えると、リシャールのお詫びはちょっと気の毒だった気が。
 
この日、本当は出待ちに挑戦しようと思っていたのですが、こんな混乱でどうなっているのかよくわからなかったのと23時を回っていたので、とりあえずこの日は何もせずホステルに戻りました。
初日にここまでずっこけるとキャストもがっかりなんじゃないかなあと心配しつつ、とりあえず次の日の公演は無事終わるといいなと思いながら、就寝しました。
 
ライブパフォーマンスなので、ある程度のアクシデントはまあ、仕方ないとしても、ここまでいくのって、ちょっとやばい気がします。とはいうものの、これはこれで何だか記憶に残る公演でした苦笑。

2日目の公演のレポはこちら