2015年6月20日土曜日

フランス版 三銃士の楽曲が発表になりました!

先日キャスティングが発表になりましたが、三銃士の楽曲も発表になりました!

最初のシングルはやはりダルタニアンから。

ダルタニアン役のOlivier Dionくんがセーヌ川沿いのパリの街を背景にとっても爽やかなダルタニアンを演じています。三銃士と言えば、鮮やかな剣さばきですが、そちらもちらり。愛するコンスタンスやアトスも少しですがでてきます。

Les 3 Mousquetaires (Olivier Dion) - Je t'aime c'est tout(訳:君を愛している、ただそれだけ)


英語とフランス語の字幕付き。
https://www.dailymotion.com/video/x2ujasi_l3m-jtct-eng-sub_travel?start=114

"それを言いたい
それを言うことはできる
きみのためならできる
呼吸をするようにきみを愛してる
救いようがないほど君を愛してる
きみのことを、とくに何よりも愛してる"

フランスの音楽の祭日(6/21)であるLa fête de la Musiqueで、この歌、観客に初披露されたようです。ちゃんとみんなで、剣を持ってプチ演技をしています笑。アトスは、、、やっぱり踊り専門で歌わないよう(苦笑)

https://youtu.be/mbv4TSVefwA


というわけで、歌の内容は、タイトルにバーンと書かれているように、ストレートにコンスタンスに対する愛を語ったもの。

こんな爽やかにかつストレートにきみのこと好きなんだ(キラキラ)と言えるのは、やっぱり若さの為せる技 笑。まぶしい、まぶしすぎる。

とにかく、君のことが好きで仕方ない、この気持ちを君に伝えたい、だけれど男ってのは、愛を伝えるのが苦手なんだ、でも君のためならできる気がする。。。というツンデレ?な曲な気がします。というわけで、君のことがすごく好き、ちょっと好き、、、すごく好き、ちょっと好き、、、といった花びらをちぎりながら好き、嫌い、好き、みたい(笑)な歌詞も登場します。

映像もそんな歌詞に合わせて、ダルタニアンが木にハートを彫り込んだりするシーンも。コンスタンス役のMeganも衣装がお似合いでかわいい。バックにたまに写り込んでいるのはなんとノートルダム。懐かしいなあ。。。

ただ、やっぱりロビンフッドのプロダクションということで、ミュージカルというよりは、普通のポップに近い仕上がり。PVを見なければ、ミュージカルの楽曲だと気づく人はたぶんいないでしょう(汗)。。。歌詞も、ありきたりと言えばありきたり。三銃士っぽさは、、、ぶっちゃけどこにも感じられないという(苦笑)。

ファースト・シングルなので、キャッチーさを意識しているのだとは思いますが(まあ、ある意味オリヴィエくんのかっこよさアピール・プロモ曲よね、と思えばそういう意味では、彼の魅力を余すことなく表現していて、それはそれですばらしい気が。)、やっぱりロビンフッド路線まっしぐらなのかなあ、とこの先ちょっとだけ心配。。。でも、FBのコメントとかを見てると、若者の反応はやっぱり良かった気がします。

というわけで、私としては今後の楽曲に期待かなあと思っています。

6/10のキャストお披露目のプレス・コンフェレンスでは、他の楽曲、ダンスもちょっとお披露目されたようです。

アラミス役のDamian Sargue。どうやら"Un jour(いつか)"というタイトル、のよう。
ところどころしか聞き取れないないのですが、何となく、三銃士の道程を振り返るあるいは、これからの旅路に向けて静かに思いを巡らすといった曲な気がします。結構、三銃士のテーマが出てるいい歌な予感。

とりあえず、最初のサビは多分、"un jour tous les espoirs sont permis, que le passé reprenne la vie(いつか希望が叶って、過去が命を取り戻せますように)"と言っているような気がする。。。

https://youtu.be/n6o7U3zbf1c

やはり歌うまし。。。

アンヌ・ドートリッシュ役のVictoria。こちらの曲のタイトルは"Face à Face"のよう。

https://youtu.be/Ph69D7SovSU

彼女もやっぱり歌うまし。。。

この2人はこのミュージカルで一番気になります!

アトス役のBrahim Zaibat によるダンスのデモンストレーションも。三銃士だから剣のデモかと思いきやマントを手にダンスを披露していました。身のこなしが、すばらしい、、、というのはあるんですが、それよりびっくりしたのが体の柔らかさ。。。これ、雑技団級じゃね???笑。いずれにしても卓越したダンサーなんだな、ということはよくわかります^^

https://youtu.be/7m5qvbKexfg

またCD等が出たら情報をアップしていきたいと思います。


2015年6月12日金曜日

フランス版 三銃士(Les 3 Mousquetaires)キャスト発表!

先日Idina Menzelのコンサートを見に行ったり(これすごかったです。。。ほんとに。)、Tony賞を一応チェックしたり、(渡辺謙さんが出ていたこともありますが(苦笑)。)なんだか頭の中が若干ブロードウェーなのですが(笑)、ついに、フランス版、三銃士のキャスト(歌手)が発表されました~!!!

6/10のコンフェレンスの映像等も入った映像はこちら↓(英語字幕付き)。
 プロデューサーや歌手たちのインタビューもあります。見ごたえある映像。

https://www.dailymotion.com/video/x2trslo_cdp-l3m-part1-eng-sub_travel 
https://www.dailymotion.com/video/x2u4c9q_cdp-l3m-part2-eng-sub_travel

これによれば、この作品は国内公演だけでなく、国外輸出(フランス語圏以外も、という意味だと思うのですが。でも、多分、招聘版ではなく、翻訳バージョン。。。)も視野に入れているとのこと。

「三銃士」は日本でも浸透してる物語なので、このフランス版の三銃士が日本でも上演される、というのは結構あり得るのではないかなという気がします(フランスでの公演の評判ももちろんあるとは思いますが。)。
 
メインシンガーの写真はこちら(公式FBより)↓
https://www.facebook.com/Les3Mousquetaires/photos/a.544351668996390.1073741828.534702693294621/788707867894101/?type=1&theater

三銃士+ダルタニアン バージョン
https://www.facebook.com/OlivierDionOfficiel/photos/a.363001897057427.91564.298921273465490/990885630935714/?type=1&theater

そして、チケも最速発売中~笑↓。公演は来年だよ?!笑。
でも、そこまで急がなくてもフランスの場合は割といい席は取れると思います。。。出演者にもよるとは思いますが。
http://www.les3mousquetaires-lespectacle.com/fr/billetterie?utm_source=fb_3M

配役はこんな感じになりました!

Olivier Dion (D'Artagnan/ダルタニアン)
Brahim Zaibat (Athos/アトス)
Damien Sargue (Aramis/アラミス)
David Ban (Porthos/ポルトス)
Megan (Lanquar) (Constance/コンスタンス)
Victoria (Petrosillo) (la Reine Anne d'Autriche/アンヌ・ドートリッシュ)
Christophe Héraut (Richelieu/リシュリュー)
Golan Yosef (le Duc de Buckingham/バッキンガム公)

まず写真を見て思ったのは、ミュージカルやるって感じがする(爆)。何が言いたかったかというと、、、今回三銃士をプロデュースするプロダクションは、以前ロビンフッド(Robin des Bois)を作ったプロダクションと一緒なのですが、 ロビンフッドのチームは、パッと見、今をときめくフランスのスーパースター、マット・ポコラと仲間たち、みたいな感じが否めず、、、(日本で当てはめるとジャニーズの誰かが主役をやる感じと似てるかなあ。)ポコラ人気でミューを売ってる感じが私としては、んーと思うところがあり(ある意味食わず嫌いってところもあるのかもしれませんが。)、結局この年はフランスに遠征するのは止めました(爆)。チケットが売れなければ、公演自体成り立たないので、その戦略を一概に批判することはできないのですが、それでも、これはあからさますぎる気が苦笑。

結果、ロビンフッドは興業的に大成功だったようですが笑、それと比べると、今回の出演者は、ミュー色がちょっと強くなった気がします。年齢層も若手キラキラ要員ももちろんいますが、それなりの年齢の歌手もいますし(全体的に平均年齢は高め。)、ミュージカル出演経験も、未経験っぽい人もいれば、ダミアンのような実力派もおり、チームとしてバランスの取れた配役になったなあという印象を受けました。アイドル的キラキラ感だけでなく、ミューとして見せようという意欲が感じられて、そういった点は好印象でした。

といっても、楽曲はまだ発表されてないので 単なる期待感ですが、、、。6/15にダルタニアンの1stシングル"Je t’aime, c’est tout(君を愛してる、ただそれだけ)"が発表になるようです(タイトル、キラキラ度満載だわ^^)。乞うご期待!最初のシングルなのできっとキャッチーなポップ曲なんじゃないかなと思います。

ただ、不思議なのは、重要な敵役であるはずの美しきスパイ、ミレディ役が未発表なこと。彼女なしに三銃士の物語は展開できないはずなので、いないってことはないとは思うのですが、いろいろ裏事情があるのかしら。。。(→上記のコンフェレンスの映像によれば、まだミレディ役はキャスティング中とのこと。)

さて、出演者を一応ググってみました。

アレクサンドル・デュマの三銃士のお話と登場人物の復習はこちら→(Wiki)。

ダルタニアン役の Olivier Dion(Wiki(仏))。Wikiによれば、ケベコワ、23歳。2012年のケベックのスター・アカデミーで人気を博したようです。CDも結構売れていたようなので、ケベックやフランスでは結構名の知れた歌手なのかな。下記が彼のソロのシングル曲。最近よくある踊れるポップですね。しかもタイトルが、もし僕が彼女の太陽なら(爆)。若い、そして間違いなくアイドル路線ね笑。というわけで、彼は、このミュージカルでは間違いなく、女子をキャーキャー言わせるキラキラ王子様要員だと思います。でも、主人公にキラキラ感は必須ですし、ビジュアルはみんなが考えるようなダルタニアンに結構近いのではないでしょうか?

"Olivier Dion - Si j'étais son soleil"
さわやか、キラキラ~

アトス役のBrahim Zaibat(Wiki(仏))。卓越したダンサー、のようですが、、、ググってたら、マドンナのいい人だったそうな(別れたときの記事→こちら)。し、知らなかった。というわけでマドンナのコンサートにもダンサーとして参加してたことがあるそうです。彼は三銃士の一人だけれど、歌手ではなさそうなので、歌は歌わないんだろうか。。。謎。ちなみに彼は、アトスとしてだけでなく、ミュージカルの芸術面の監修も担当(振付等もやるってことかな。)するそう。というわけで、ミュージカルでは素晴らしいボディー(爆)と戦い等で見せる素晴らしい身のこなしに注目。のような気がします。彼のそんな一面がわかる三銃士プロモ映像↓。三銃士では最年長のまとめ役のアトス役ですが、ダミアン(アラミス)、ダヴィッド(ポルトス)と来ているので、これはちょっと不思議な感じかも。。。まあ、でも彼が一応一番に配役が決まったので、チームのまとめ役であることは確かなので、そういう意味でアトス役ということなんでしょうか。

https://youtu.be/nEFQiBiNlcY 
剣さばきと身のこなしはさすが!

アラミス役のDamien Sargue(Wiki(仏))。フラミューファンにはおなじみ、ロミジュリの初代ロミオ。初演時の長髪をたなびかせてのロミオは、とても印象的。ロミオ役があまりにも有名すぎてちょっと霞んでますが、実は、ロミジュリに出る前に、ノートルダム・ド・パリにグランゴワール&フェビュスの2ndキャストとしても出演していました。2010年くらいまでは韓国公演などワールドツアーにもロミオ役で出演していたダミアンですが、、、2012年の日本公演ではまさかの降板。。。その後、あまり目立った活動をしてなかった気がするのですが、ある日突然すごい勢いで芸能活動を再開したっぽく(笑)、Danse avec les stars(芸能人のダンス番組。これ、いろんな国でやってる気がします。)に出演したり、Forever Gentlemenというコラボ・アルバムに参加したり、Latin Loversというグループを結成してCDを出したり、気づいたら、白馬な王子様<3 からちょい悪な渋いアラフォーに華麗なる転身を遂げていたのでした笑。今年には娘さんも誕生。歌唱力はロミオ役で折り紙つき。私も、生ダミアンを見に行くためだけにフランスに行きたいです笑。きっとダルタニアンをしっかり支える三銃士の一人になることでしょう。

https://youtu.be/MuZ4-cdGgQE
あの長髪姿をもう一度。

ポルトス役のDavid Ban(Wiki(仏))。私もパリまで見に行った1789 Les Amants de la Bastilleでダントン役を演じていた方。 ダントン役でも女癖は悪いけれど、心が広いおおらかな人物を演じていましたが、今回もちょっと路線が似ている気がします。ダヴィド自身も、生で見たのは舞台だけですが、地方公演の間、ファンの子達の為にミニコンサートを開いてあげたり、心優しい人のようです。1789以外にもグリース、ヘアー、Avenue Q、フラッシュダンス、Il était une fois ... Joe Dassin等にも出演。声が割と低め(たぶん、バリトン)で渋く響く声なので、私は1789のとき好きな歌手の一人でした。コミカルな演技も非常に上手なので、そういう意味でも、三銃士のムードメーカーとして活躍してくれるような気がします!

https://youtu.be/CmsCitl2pR0
Au Palais Royal(1789より。)。
髪は、ウィッグです笑。スキンヘッドだと知らなかった自分は最初本人と役が結びつきませんでした。。。今回も何か被るのかな笑。

コンスタンス役のMegan。彼女はどうやら公開オーディションで選ばれたようです。金髪の優しそうな美女。彼女もやはりPopstarsという音楽オーディション番組で2013年にMessというガールズグループの一員として優勝し注目を集めた女の子のようです(彼女についての記事→こちら)。ダルタニアンと相思相愛になる役どころ(でも最後は悲劇なのね。。。)。ダルタニアン役のオリヴィエと美男美女カップルになって、若者たちが熱狂しそう(笑)。顔だちはあまーい感じだけれど、歌い方は割とグルーヴィーなようなので、見た目よりはちょっと大人っぽい感じのコンスタンスになるのかなあ。いずれにしても、チームの華になること間違いなしの少女です。

https://youtu.be/fyIatDT79ig
三銃士でのレコーディング(でも、オーディションの一部)の様子。

彼女のオリジナル楽曲↓どちらかというとR&Bに近い感じ。
Megan - Sous ma peau 
https://youtu.be/A8JZjeOs5nk

アンヌ・ドートリッシュ役のVictoria(Wiki(仏))。Roi Soleilではボーフォール公に身分違いの恋をする一般ピープルの女性イザベル役を演じていましたが、今回は女王様役。彼女も公開オーディションで選ばれたようです。ファイナリストには、1789でマリー・アントワネット役で出演していたロクサーヌも残っていましたが結局は、力強いクールなかっこいい女子のヴィクトリアの方が選ばれたようです(アンヌ・ドートリッシュのWiki記事を読んでた感じだとどちらかというと、ロクサーヌ系の陶器のような白い肌美女のほうがビジュアルに近い気がしたので、ちょっと意外と言えば意外でした。ミレディのほうがイメージに近かった気も。)。ルイ14世の母ということで、嫋やかな女性というより、こういったパワフルな感じの女性の方がイメージに合ったのかも。歌声もソウルフルで力強く、ミュー経験者ということもあるのかもしれませんが、舞台映えしそう。彼女も音楽オーディション番組The Voiceに出演歴があるようです。みんなこういうの出てるのね~。

https://youtu.be/kKdSwW_MIX4
同じく三銃士のオーディション中の映像。
同じプロダクションのRobin des Boisの曲をカバーしています。

https://youtu.be/Dpor2a8ujAc
ロワ・ソレイユ時代のヴィクトリア。このときはロングヘアー。

リシュリュー役のChristophe Héraut。この人が選ばれたのは結構意外でした。というのも、オーディション映像で、彼はかなり挙動不審で自信なさげ笑。最初のオーディションで歌っていたノートルダムの名曲、Tu vas me détruireも何だか微妙。ファイナリストに選ばれていたもう一人の人のほうがはるかに自信たっぷりでした。彼自身も相手の方が経験があるし、とても上手だし、、、と言っていて、この人がファイナリストに選ばれたこと自体驚きでした。でも、見た目は確かにリシュリューっぽいし、チーム全体で考えたとき、バランス的にもう一人のファイナリストより彼を入れたほうがしっくりくる気は確かにしました。そういう意味でも、やはりミュージカルというのは単に歌唱力や経験で役が決まるわけではないのかもなあという気がしました。ちなみに彼は、Spartacus le gladiateurというミュージカルに出演してたようです。そして、今年ちと話題になったEurovisionにも昔、参加してたことがある模様。。。

 https://youtu.be/h3AKYCqLDOw?t=2m7s
彼の自信なさげなインタビュー映像をどうぞ笑。

https://youtu.be/cG1ASB3v1gI?t=1m
ちょっと微妙な Tu vas me détruire。プロダクションの人たちの感想も結構ネガティブな感じ。

バッキンガム公役のGolan Yosef(Wiki仏)。1789でロベスピエール役で出演していたセバスチャン・アジウスを破ってのキャスティング。彼も、やはりかっこいい要員な気がします(爆)。彼は、オランダ出身(最近はフレンチミューでもフラ語圏以外の出身者はちらほらいたりしますが。)。元々はバレー・ダンサーとしてキャリアをスタートしているようです。フランスでの舞台出演歴も結構あるようで、2010年にDracula, l'amour plus fort que la mort(主役のドラキュラ役だったのに、歌わなかったそうな笑→インタビュー)、2014年にLove Circusに出演(このときは歌ったらしい笑。)、今年のフラ語版キャッツにもRum Tum Tugger役で出演予定だそうです。人気者~。女王様に熱烈に恋する英国人公爵役ですが、相手がヴィクトリアということで、その相手にしてはちょっと線が細い気がするなあ。。。このカップルどんな感じなんだろう?とちょっと思ってしまいました笑。これは舞台を見るまではわからないですねー。

https://youtu.be/OEUxYGWnIrs
ドラキュラでの華麗なダンス。さすがバレーダンサー。身のこなしが優雅だわ。何も言われなければ、これがミュージカルとは気づかない。。。

https://youtu.be/-nzWpcTsgrE
昨年公演をしていたLove Circusでのゴラン。多分、黒いベストを着てる人だと思います。実は、去年パリ遠征時に最後まで見に行くか迷っていた公演だったのですが、 英語の曲が多そうだったのと、流行った音楽をつないで物語をくっつけたタイプのミュージカルのようだったので、結局見に行かなかったのでした。でも、帰国して調べたら結構評価よかったので、ちと後悔しました。サーカスとミューのフュージョンということで面白そうでは確かにありました。

さて、三銃士の名言といえば、One for all, all for one(みんなは1人のために、1人はみんなのために )。仏語ではどうなるかと言うと、 "Un pour tous, tous pour un (アン・プール・トゥース、トゥース・プール・アン)"。

この言葉をパリで聞くのを夢見て、来年を迎えたい(笑)と思います(→気が早い人。)。

トリビア:このミュージカルのタイトル、trois mousquetairesではなく、3 mousquetairesと3が数字になっていることに気づきました。たぶん、troisで検索するとデュマの小説やら、映画やらいろいろ引っかかってしまうから な気がするのですが、面白い作戦だなあと思いました。


2015年6月2日火曜日

韓国ガラコン/アーサー王/フランス版三銃士/ロミジュリ韓国公演 

毎年のシーズナルな仕事にどっぷり巻き込まれ、更新が全くできずにいました汗。
ほんとは、1789のことについてつらつら書いたり、改めてアチアさんたちのインタビューを読んでいるうちに、フレンチミュージカル、あるいは、スペクタクル・ミュージカルの意味とは、、、とか考え始め、それについて書こうと思っていたのですが、リサーチに時間がかかりそうなので、 最近のフレンチミュー情報を今日はまとめてみようと思います。

まずは、6/13(土)にソウルでフレンチ・ミューガラコン開催メンバーは去年の10月の日本でのガラコンと同じく、Matt Laurent、Robert Marien、Cyril Niccolai、Nadia Bel、Richard Charest、Sophie Tremblay。私は残念ながら今回のガラコンは不参戦なのですが(哀)、メンバー的にも日本のときと似たような感じ(ノートルダム・ド・パリ、ロミジュリ、レミゼあたりがメインかな。)になる気が。

→6/11追記:MERSの影響により、延期となりました。今回の日程では中止のようですが、またやる予定ではあるようです。新しい日程が分かり次第発表とのことですが、MERSの拡大状況やノートルダムドパリのレバノン公演の予定等を考えると、ちょっと先の予定になるような気がします、、、が韓国ガラコンは激しく日程が変更されるので、変更されるとしても直前のアナウンスになるような気がします。。。

Matt LaurentのFBページ:
https://fr-fr.facebook.com/MattLaurentOfficiel

日本の公演ではMozart l'Opera Rock、Roi Soleil、Starmania、Le petit Prince等からのナンバーもあったので、これらも披露されるのかな?日本では私の大好きなスターマニアの"SOS d'un terrien en détresse"がスキップされたのですが(自分からすると、フレンチミューガラコンでこれをすっ飛ばしたっていうのは驚愕だった。。。)、2013年のガラコンのときは、ブリューノさんが披露していたので、今回はひょっとしたら 披露されるかも。→メンバー的にきっとリシャールが歌う気がする(いつか見てみたい曲の取り合わせの一つ。。。)。

場所も先日ブリューノ(・ペルティエ)さんがソロコンをやったあの Kyung Hee University (慶熙大学校)のようでちとうらやましい。

チケットはInterparkでも(日本語版もあり)発売中。
http://ticket.interpark.com/Global/Play/Goods/GoodsInfo.asp?GoodsCode=15005479

そして、パリというかフランスはというと…今宝塚で絶賛公演中の1789 バスティーユの恋人たちのプロデューサーの一人であるDove Attiaさん(今回はいつもの相方のAlbert Cohenさんは別のミュージカルを公演中ということでアチアさんソロプロジェクトです。)がプロデュースする「アーサー王の伝説(La Légende Du Roi Arthur(ラ・レジョンドゥ・デュ・ロワ・アルチュール))」(FBページ→こちら)が絶賛プロモ中、、、という言い方も変なのですが、大型のフレンチ・ミュージカルはだいたい公演が始まる1年前くらいからプロモを開始し、公演の半年ぐらい前にCDを発売し、いざプレミア、のときはみんなで楽しく合唱する(笑)!のが習わしなので、今ちょうどプロモまっさかりの時期なのです。

今さら感が満載ですが、、、メインシンガーの配役は、以下のとおりです。

le Roi Arthur(アーサー王) : Florent Mothe
la Fée Morgane(モーガン・ル・フェイ) : Zaho
la Reine Guenièvre (グィネヴィア) : Camille Lou
Méléagant(マリアガンス) : Fabien Incardona
Lancelot(ランスロット) : Charlie Boisseau

Florent Motheは、Mozartでサリエリを演じて大人気だった方、そして、Camille Louは1789でオランプを演じてたキュートな女の子です。オランプ役から一転してヘアカラーがプラチナ・ブロンドになりました。。。最初は、違和感ありまくりだったのですが、最近見慣れたせいかあんまり変と思わなくなりました^^;

アチア・コーエン組(と勝手に自分は呼んでいる笑)は割と同じ人を使うこともちらほらあるのですが、今回も顔なじみさんが入っているということのようです。やはり、それまでの信頼感というか、そういうあうんの呼吸みたいのがやはりあるのでしょうか?

あまり詳しいわけではないので恐縮ですが、Zaoは、R&B界のの歌姫のようですね。以前どこかの記事で、ミュージカルとは無縁だった、と書いてあったのを見た気が。するのですが、今回は美しき魔女にしてアーサー王の敵となる女性、というわけで、そう聞くと、彼女に白羽の矢が立ったのが何となくわかる気がします。妖艶でパワフルな感じとかちょっと楽しみです。

Fabien Incardonaは調べていたら、以前、ロミジュリのパリ公演でマキューシオティバルトの2ndをやっていたこともあったらしい、、、。確かに見た目がぴったりだわ。ジーザスっぽい雰囲気がとっても印象に残る。。。今回はメルワス役ということで悪役のようですが、ハマり役な気がします。フランスの歌手の王道(笑)、The Voice等の音楽タレント発掘番組にも出演していた模様。

Charlie Boisseauは、、、Wikiページもないなあ、確かランスロット役は結構売れっ子そうなポルトガル・ボーイだったはずなんだけど、、、と思っていたら、2月にもともとキャスティングされてた方は降板していたらしい汗。そして、理由が、スケジュールの都合がつかない恐れがあるから(爆)。

この時点で言い出すんかい??というツッコミはさておき、後任になったCharlieくんは、フレンチミューに結構ある、歌番組(The Voice)でいい線いった方のようです。やっぱり若い子がみんな見てる歌番組から人気の子を引っ張ってくるっていうのは、集客に有利なのかしら?と穿った考え方をしてしまう私笑。でも、元々のキャスティングされてた子と雰囲気がなんとなーく似ているので、最初人が変わったことに気づきませんでした笑。

CDはコンセプト版がすでに発売されています。Amazon.jpだと電子版しかでてないっぽい。。。こちら。 日本のiTunesでも買えます(こちら)。

公演自体は、2015年9月17日~パリのパレ・デ・コングレ(Le Palais des Congrès)で開幕です。

10分以上に渡る素敵クリップも公開されてます。歌の抜粋やバックステージ映像が入っています(→気前いいな、、、というか露出を上げてミューファン・ガールズたちの心をつかもうという作戦、なんだと思うのです苦笑。)


曲の感じは、やはりアチアさん作ということで歌って踊れるポップ。ところどころに、アーサー王ということで、ケルティックの楽器が使われていたり、中世風のアレンジも入っている模様です。私自身はポップ・ミュージックは好きではあるのですが、ポップすぎると、これって、、、ミュージカルって言っていいのか?、というタイプなので(爆)、今回のアーサー王もアチアさん作だから、きっと若向けね、とちょっと割り切っていたのですが苦笑、このCDの曲、素直に結構好きでした。

いまどきの楽曲だし、ノリノリの曲もあるし、これミュージカルに仕立てる曲なのか?と思うような楽曲もやっぱりありますが笑、、、フレンチミューの魅力は、観客と出演者が一緒に楽しむ!というところも大きな要素の一つなので、会場で観客のエネルギーとのフュージョンが楽しみな楽曲がすごく多い気がしました(CDを聞きたいというよりは、会場で実際に見て楽しみたい、といったミュージカルな気がする。)。

気になった楽曲としては、 Florent Motheが歌うAuprès d'un Autre。プロモ映像は、親切に歌詞付き。とっても哀愁漂うナンバーですが、歌詞を見ている 限りだと、ランスロットの元に走っていってしまったグィネヴィアに対する歌のようです。裏切ったのは彼女のほうだと思うのですが、「これは自分のせいなんだ。」という歌詞もあることから、こんなことになってしまったのは、自分のせいだという後悔の念を滲ませた男泣きな歌なのかなという気がします。

苦しい心のうちを切々と訴える Florent。なかなか素敵な曲。そして、エモーショナルたっぷりに舞台で歌われたらすごくいい感じの曲になりそう、と頭の中で軽く妄想していました笑。

去年、パリ・ミュー遠征で散々散財したので、今年渡仏は結構厳しそうなのですが、人気があれば、来年も再演ということになる気がするので(アチア・コーエンの法則笑)そこを自分は狙っていこうかなあと思っています笑。

そして、三銃士。こちらは、公演は来年の2016年ですが、6/10に歌手のキャスティングが全員発表になるようです。一部の配役はすでに決定しているようです。プロダクションは2013-14年、マット・ポコラ をセンターに好評を博したRobin des Bois(ロビンフッド)を製作したGilbert Coullier Productions。ここからしても、超大型スペクタクルミュージカルになることは間違いありません(にしても、フレンチミューは、ヒーローものがお好き(笑))。

さて、配役ですが、アトス役はだいぶ前からダンサーのBrahim Zaibatに決定していましたが、アラミス役も発表になりました。


ロミジュリの初代ロミオのダミアン・サルグでした!!!yahooo!!!

ダミアン!

ロミジュリ日本公演から降りる+もうミュージカルには出ない聞いたときのがっかり度といったら、、、。これまた来年パリに行けるかどうかは謎ですが、生ダミアン見れるんだったら是非とも行きたい、、、!!!と思っている今日この頃です。

ダミアン自身も、もうミューは。と思っていたようですが、、、三銃士、と聞いてやろう、と思ったのだとか。まあ、フランス人からしたらそうだろう、なあ^^ いずれにしても、私には大変朗報でした。

先日は早速フェンシングを披露している様子もアップされていました。洋服もちょっと三銃士風。ダミアンなかなか似合ってますね。

子供たちがダミアンたちに「アーレ、アーレ(行け、行け)!」と言ってるのが何ともかわいい^^

一部のキャスティングはオーディションで選ばれているようです。
ファイナリストはこんな方たち。 それぞれ2人ずつ残っているみたいです。


1789でアントワネットを演じていたロクサーヌ・ル・テキシエの姿も。今回も引き続き王妃つながりでアンヌ・ドートリッシュ役に応募している模様。この役にはLe Roi SoleilでIsabelle役で出演していたVictoria Petrosilloも選考に残っているようです(ずいぶんと違うテイストだね笑。)。これまた1789でロベスピエールを演じていたセバスチャン・アジウスは、バッキンガム公ジョージ・ヴィリアーズ公で選考に残っているようです。他にもリシュリュー役、コンスタンス役が映像には出てきていました。

こうやって見ると、やっぱり、ミュー経験者がいっぱい残ってるんだなあという気がしますね。。。当然と言えば当然なのですが、これ以外にも、オーディションの映像があるのですが(こちらがフラ語版三銃士のyoutubeチャンネル。いろいろ出てます。)、これにもあ、この人どこかで見たことある、みたいなことがちらほら。そう考えると、本当に狭き門に多くのアーティストがひしめきあってるんだなあという気がしました(でも、歌手の人たちにしたら、こんなに大きなプロダクションで歌えるっていうのは、まさに一攫千金のチャンスなんだろうなあ。。。)。

そして、最後。9月にソウルでロミジュリ招聘版の再演が決まったようです→ロミジュリFB4月21日のポストより

6/11追記:日程も決まったようです(公式HP)↓。HPによれば、9/12~10/11までとのことなので、1ヶ月ほどの公演になるようです。結構長め。ということで、日本からの遠征には、日程に幅があって結構助かるかも。
http://romeoetjuliette.eu/Actus/asie-2015.html

6/24追記:出演者は以下のようです。
http://ticket.interpark.com/webzine/paper/TPNoticeView.asp?bbsno=34&pageno=1&stext=&no=22562&groupno=22562&seq=0&KindOfGoods=TICKET

Cyril Niccolai, Joy Esther Official, Stéphane Neville, John Eyzen Officiel, Tom Ross, Gwladys Fraioli, Sebastien El Chato, Moniek Boersma, Jean Frederic Charter, Stéphane Métro, Brigitte Venditti。

去年パリに見に行ったLe Bal des Vampiresに出演していたモニークさん以外は、2012年の日本公演のときと同じメンバー。モニークさん歌とっても上手かったので、またお目にかかれたらちょっとうれしいなあ。と思いつつ、メンバーを見ていると、モニークさん、たぶん、ジュリエットママ役っぽいんですけど・・・。え?いいのか、これ。確かにジュリエットママは、美魔女な感じだけど、彼女は美魔女っていうほどの年齢の方ではないので、ジョイと並んだら姉妹にしか見えんのでは???と自分は思いました笑。
 
ロミジュリといえば、自分にとっては、日本で初めて見た思い出のフレンチミュージカル。これがなかったら、私の今の生活は180度違っていたに相違ないので、ぜひぜひ再見したいと思います。3年ぶりなので、自分の仏語力の進歩も確かめられるかも。。。
というわけで、今さら、フレンチミュー、何となくまとめでした。
三銃士の配役発表楽しみだー。

2015年5月10日日曜日

祝!宝塚上演記念: 1789 Les Amants de la Bastille バスティーユの恋人たち 〜 追加曲

私としたことが。。。
この初日の舞台映像を見て、気づいたことが。。。
あれ?この歌なんだっけ? あ、、、"Les Mots Que L'On Ne Dit Pas(邦題:「声なき言葉」)"だ。(3:05あたり)。


シーズン2でしか使われなかった曲は2曲あるのですが、、、片方のPic et pic(こちら)について書いてこれだけだろうと思っていたところ、実はもう片方の曲も使われていることに気づきました。。。

そう、もう一つがこの"Les Mots Que L'On Ne Dit Pas"です。タイトルの直訳は、「言えない言葉」。「伝えられない言葉」と言い換えることもできるかもしれません。そして、宝塚版のタイトルは「声なき言葉」。す、すばらしい訳。と私は感心しきりでした。美しい言葉の並びだけれど、このタイトルのコンセプトをはっきり伝えている。→詩心のない自分は反省しきりです。

フランス版(シーズン2)では、シーズン1の前半に出てきたSentenceが削られ、この曲がバスティーユの襲撃の前当たりにどうやら入ったようです。というわけでこの歌も、オランプが「ロナンに伝えたい、けれども伝えられないこの言葉」といった意味合いで歌われている曲(のはず)です。

Sentenceも結構好きでしたが、この曲もこの曲で結構きれい。


<Les Mots Que L'On Ne Dit Pas>
(声なき言葉)
なんか、私が見たときとウィッグがちょっと違う気がする笑。 

プロモ映像はなぜかちょっぴりセクシーなカミーユ・ルー(オランプを演じた歌手) のある日の1日といった感じになってます笑。もう、フランスだな笑。これはこれで、ヴォージュ広場などパリの美しい場所が出てくるのですが。



"私の前には踏み出したくても踏み出せない人生がある
心の底にはその願いは今でもある
夜、伝えることのできない言葉の歌が聞こえる"
 
ワタクシ、不覚にもこの歌にちょっと涙しました。。。
この曲いい詞だわー(泣)。Fixeのテーマとも共通するところがあるかもしれませんが、「叶うことのなかった想い/思い」を切々と語って聞かせる歌だったんですね。もし、身分制あるいは、階層意識などというものがなければ、私は、自由に生きたい人生を歩むことができたのに、(でも私にはそのような人生を歩む術は無い。)とハミングと共に歌うオランプの姿、涙を誘います。。。

ネタバレになってはしまいますが、、、シーズン2では、舞台最後に命を落とすのはロナンではなくオランプなんです。その結末を知っているとますます「伝えられなかったこの言葉」は本当に伝わることなく(シーズン2を見てないから、多分という話にはなってしまいますが。)語られないままに終わってしまったのね、、、ということになり、また涙涙。。。

宝塚版は、冒頭の初日の映像を見ていると、この曲も、オランプの曲ではなく革命への思いを胸に民衆が歌うという感じの曲に潤色されたようですね。原曲の詞がどこまで生かされているのか私はわからないのですが(そもそも歌う人が違うわけだし、全然違っていて当然。)、でも、この曲特にサビの部分のメロディーが前に進もうみたいな曲調になってるので、その雰囲気をうまく利用しているなと思いました^^


5月12日追記:

パンフから日本語タイトルを写させてもらったときに今度はCDに入ってるけどミュージカルでは使われなかった曲も使われていることに気づきました。。。

そう考えると宝塚版は盛りだくさんだったんだなあと想像。

さて、その曲とは"Pour un nouveau monde"。宝塚のタイトルは「三部会」のようですが(すみません、未見なので、使われ方今のところ全く不明。。。)、和訳としては、「新しい世界へ」、「新しい世界に向けて」のような感じになると思います。まさに「革命」のスピリット、理想を凝縮したタイトル。

そして、この歌、仏語版のCDでは、シャーロットを演じていた子役の女の子2人(演じた女の子自体は確か5人くらいいた。)が歌っています。子供が新しい世界を歌う。歌のコンセプトにぴったりです。

実は、プロデューサーのアチアさんとコーエンさんのインタビューの質問に「なぜこの歌を使わなかったのですか?」というファンからの質問があったのですが、答えは「いい歌だけど、入るべき場所がミュージカルにはなかったから。」という答えでした笑。いたって普通。。。

が、今回、なんと宝塚版に組み込まれたー! (祝)。

さて歌詞の内容は、子どもの視点から、世の中(大人)っておかしくない?新しい世界が私たちは欲しいの!といったイノセントな子供の心がそのまま詞になった感じ。サビが子供らしさが出つつ、情景としてすごく美しい言葉で紡がれています。

"私に「青」をちょうだい
違う空を描くために
赤や白で
春を招待するわ
新しい世界のために
新しい世界のために
物語を書こう
希望の色で"

 トリコロールが目に鮮やかに思い浮かぶような曲。でも、これって三部会の話、、、なんですよね?宝塚だと笑。

2015年5月5日火曜日

祝!宝塚上演記念: 1789 Les Amants de la Bastille バスティーユの恋人たち 〜 プロデューサー Dove Attia氏 インタビュー

ちょっと古いですが、2013年(フランス当地では、最初のパリ公演が終わりツアーをしていた頃と思われます。)にプロデューサーの一人であるドーヴ・アチア(Dove Attia)さんが「1789バスティーユの恋人たち」について語っているインタビューが面白かったので、ご紹介したいと思います。

宝塚の公演の初日にはどちらかのプロデューサー?が観劇に(というかチェック?)いらしてたとか(アチアさんは今自分のミュージカルの準備に忙しいはずなので、アルベールさんが来ていたのではないかと想像するのですが…。)。フランス人だったから結構目立ってたそうですね(笑)。うー、ちょっと遠めからでも拝見したかったです><

右側がDove Attiaさん。左が1789まではずっと一緒に
製作をしてきたAlbert Cohenさん。が、しかし、どういう事情
なのかはわかりませんが、現在アチアさんは今年上演予定の
Roi Arthur(アーサー王)を製作中で、アルベールさんの方は
Mistinguetteというミュージカルを絶賛上演中です。
これからまた2人で一緒に仕事をするのかわかりませんが、、、
きっとお互いまたポップな作品を作ってくれるのではないかと思います。
(追記:ちょっと調べてみたら、2人は仲間割れ(爆)したわけではなく、
1789の公演時に爆発事故が起き(スタッフが1人亡くなっています。)
アチアさんはそれで疲れきってしまい一時休みが欲しいということで
(当時のアチアさんは、本当に映像で見ても憔悴しきっていました・・・。)、
しばし休養していた模様。
で、アルベールさんの方はその間に自分がずっとやりたいと思っていた
Mistinguetteの方のプロジェクトをやることになった、ということのようです。なので
数年したらこのコンビのミュージカル、また復活するかもしれません。)
原文のフランス語記事はこちら↓。


1789ができた経緯はもちろんですが、キャスティングの方針、ツアーで成長するキャストたちについて、フランスのミュージカルを取り巻く状況など、フランスに限らず日本のミュージカルでも共通することも結構書いてあり、そういう意味でも興味深い記事かなと思います。

あんまり考えたことなかったことなんですが、、、このミュージカル、作られたとき、フランスは不況真っ只中だったんですね、そういや。その中で「革命」のアイディアが浮かんだというのは確かにわからなくもない。。。資金面での大変さ等、結構リアルな話も多いです(笑)。

一応、アチアさんの略歴(1789のサイトWiki情報より)。

1956年11月30日生。出身はチュニジアのチュニス。フランスの名門校の一つであるエコール・ポリテクニークに在籍。数学や物理の先生をしていたこともあったそうです(今経歴を読んでびっくりした。。。アチアさんバリバリの理系だったのね。。。)。しかし昔から持っていた音楽の道への情熱は抱き続けていた模様。その後TF1 Internationalやハイテク企業の社長さんなども歴任されていたようですが、アルベールさんと出会い、映像系の仕事を一緒にしたりする中で、ミュージカルの道へ(何でミュージカルなのかは結構謎ですが笑。)。2000年以降、アルベールさんとともに数々のミュージカル・ヒット作を生み出す。 Nouvelle Starという有名な音楽番組(アメリカン・アイドルのようなタレント発掘番組だと思います。)のジャッジを長年務めていたことでも有名。

作品:
・「十戒(Les Dix Commandements)」(2000年)*
・「風とともに去りぬ(Autant en emporte le vent )」 (2003年)*
・「Les Hors-la-loi(アウトロー)」(2007年)
・「Dothy et le Magicien d’Oz(ドティーとオズの魔法使い→フランス語でドロシーはDorothée(ドロテ)となるはずなのですが、このミューではドティーだった模様。愛称かもしれません。)」(2009年)*
・「ロックオペラ・モーツァルト(Mozart, l'opéra rock)」(2011年)
・「1789 バスティーユの恋人たち(1789, les amants de la Bastille)」(2012年)*
・「La légende du Roi Arthur (アーサー王の伝説)」(2015年上演予定)
*は、アルベール・コーエンさんとの共作。   

はい、つまり、フレンチ・ミューヒットメーカーさんの一人であることは間違いありません。。。
ロワ・アルチュール(アーサー王)も 、モーツァルト(フラ語だとモザール)でサリエリを演じていたFlorent Motheをアーサー王に、グィネヴィア役に1789でオランプを演じたCamille Louを据えての公演なので、きっとこちらもヒットするのではないかと思います。

今年秋パリで公演予定の「アーサー王の伝説」はこんな感じ。
こちらもかなりポップな仕上がり。

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モルガンヌ・L(以下ML(インタビュアー)):どのように「1789 バスティーユの恋人たち」のミュージカルを創るというアイディアにたどり着いたのですか?

ドーヴ・アチア(以下DA):無意識のうちに、この一つ前のミュージカルであるモーツァルト・ロックオペラの最後の曲で思いついたんだと思う。「C'est bientôt la fin de ce monde qui n’entend rien(聞く耳を持たない(何も理解しない)世界はもうすぐ終わる)」は既に革命についての歌だったから。もちろん金融危機のスキャンダルはみんなと同じように少々ショックだった、世界はなんてクレイジーになってしまったんだと思ったのさ。そこで、フラッシュのようにイメージが、1789のヴィジョンが、頭の中に浮かんできたんだあらゆる世代の人々が世界を変えようと夢見た時代のヴィジョンをね。今日でも、こういったテーマは我々一人ひとりにとって語りかけてくるものだけれど、アイディアが思い浮かんだとき、どんなものであれ商業的な理由といったものは一切頭にはなかったんだ。意外に思われるかもしれないけれど。かなりうまくいっているのだとしたら、それは僕らが少し(ヴィジョンを)先取りしてその後、世間の流れに乗った、ということなんだと思う。

ML: このミュージカルは準備に約2年間かかったそうですね?

DA: だいたいそれぐらいだね!1年を台本を書くのに費やしたよ。だからアルベール(・コーエン)と多くの時間をすごさなければいけなかった!シナリオを作り上げるのには時間がかかったよ。というのもまさにフランス革命の歴史(に取り組む)ということが仕事の大半だったけれど、舞台に55人もの人を乗せる場合には、たくさん注意を払わなければいけないからね。

「1789 バスティーユの恋人たち」は、本当に大きな機械みたいなものなんだ。でも、こういった類のチャレンジは、モチベーションにもつながるし、極限をさらに押し広げてくれるものでもある。そして今度は、「物理的に」物語を描くために丸1年を費やさなければいけなかった。イメージしていたものを具体的な形にしていかなればいけないからね。つまり、ヘアやコスチューム(このミュージカルでは約450着あるんだ。)そして素晴らしい舞台装置といったものだ。でも、こういったことが可能だったのは、僕たちがアルベールを含めてお互い本当の家族であったからこそなんだ。僕たちは長い間一緒に仕事をしてきたから、舞台でできあがるものは、統一性があるんだ。

ML: ところで、そのアーティスティックな「家族」でロッド・ジャノワは何年もの間、スタッフとして作品に関わってきましたが、今回はカミーユ・デムーラン役として舞台にカムバックしましたね?

DA: そう、ロッドは何度もロワ・ソレイユやロックオペラ・モーツァルトなどで仕事をしてきた。で、テストとなる最初のデモテープを録音をしているときに彼が本当にすばらしい声の持ち主だと気づいたんだ。 「モーツァルト」のときに既に舞台に立って欲しいと思っていたんだけど、うまくいかなかった。彼の才能のせいということではなくて、彼のパーソナリティーのせいでね。どの役も彼にいまいち合わなくて。毎晩演じていて真実味があって明らかであるために、演じる人が演じる役に近いということは必須条件なんだ。カミーユ・デムーランの特徴が浮かび上がってすぐ、僕たちにはわかったんだ、僕らそして、他のチームのみんながこれは彼のための役だって感じたんだ。ロッド・ジャノワはこの役に理想的な精神的要素を持ち合わせている。(1789の時代の)衣装やその時代を除いて、まさにこれは彼なんだ(笑)。

Rod Janois(ロッド・ジャノワ)。
この人、ほんと歌うまくて、よかったです。
 ロマンティックな雰囲気がデムーラン っていうのも納得でした。

ML: 俳優や歌手をキャスティングするというのは最も大変な作業の1つなのではないでしょうか?何ヶ月もの間ある役を見事に演じきることができる人を探さなければいけませんから。


DA: うん。よく、歌うのがうまい人を選べば十分でそんなことは簡単だと思われがちだけれど実際には違う、もっとそれ以上のものなんだ。彼/彼女自身の人生の一部を僕らと分かちあってくれる人と出会う、そういうようなものなんだよ。だから僕たちは登場人物の生き生きとしたリアルな片割れのような人を探し出すことに成功しなければいけないんだ。これは本当に大きな賭けで、これはたびたびミュージカルの失敗の原因になったりもする。どの役も既に実際の生きた体験を持ち、性格や感性が登場人物と一致している人に行き着かなければいけない。経験というのは、何ヶ月にも渡って毎晩、登場人物に命を吹き込むことができるという意味で、本当に大事な条件なんだ。特に、もともと彼らは歌手で役者であるとは限らないからね。



ML: プロジェクトが始まって、登場人物になりきれるようになって、「1789バスティーユの恋人たち」のアーティストたちに何か進歩のようなものは感じられますか。

DA: あー、もちろん!例えば、ルイ・デロール(*主役のロナンを演じた男の子)の場合は、彼がチーム内に合流したのは、数ヶ月前で(*主役予定だったマチュー・カルノーが喉のトラブルで開演数ヶ月前に突然主役を降板したため、ルイは他の歌手よりもだいぶ遅れて開演間近の段階でチームに合流した(他のメンバーは、プロモーションなどで既に1年ほど一緒に活動をしていたので、まさに落下傘部隊のような感じでの合流だったのだと思います。。。*)。)、彼はまだ18歳の子供でしかなかったけれど、今は、もちろん感覚としては同じ年だけれど、彼はひげを生やしているよ!(笑)彼は成長して、成熟したね。彼はものすごく変わったよ、特に心理的な面でね。4,000人の(観衆の)前で数ヶ月の間、毎晩、腹の底では恐怖を抱えていた人間からは大きな違いだよ。そして、ルイはその一例でしかない。どのアーティストも進化を遂げているし、変化していって、その後どんどん自身が演じる役に近づいていく。そして公演を重ねていくうちに、だんだんと「演じる」ことが少なくなっていって、役そのものになっていくんだ。そうすることで、より自由になって自分自身により確信を持てるようになって、今度は逆に、彼らが演じる役を豊かなものにし、立体感を与えることができるようになるんだ。


ルイ・デロール。18歳には見えなかったなあ笑。
まあ、向こうの子は大体そんな感じですが。
ML: ツアーはこういった変化に貢献しているんでしょうか。

DA: もっといえば、今彼らがちょうど地方で経験しているツアーはそういった成長を後押しし、いろいろなものを明らかにするものとして働いていると思う。こういった場は、さらに役者たちを成長させるすばらしい舞台なんだ。彼らはパリにいたときよりも断然良くなったよ。というのもツアーは舞台に立っていないときでもずっと続くライブのようなものだからね。彼らはいつも(新しい環境に)適応しなければいけないし、新しい人に会いに行かなければいけないし、10倍(集中して)聞かなければいけないし、細かな部分までもっと注意を払わなければいけないし、安全地帯にあぐらをかきすぎてもいけない。毎晩彼らは良くなっていくけれど、たとえものすごく働いても彼らはリラックスする方法を知っているから大丈夫さ。僕らはこのツアーを本当にすごくエンジョイしているよ!

ML: あなたは、これまでの全てのミュージカルの並外れた成功で有名になりました。「ロックオペラ・モーツァルト」はもちろんすぐに思い浮かびますが、それ以外にも「太陽王」、「十戒」なども思い浮かびます。それでも、このミュージカルを始めるに当たって、不安な気持ちになったことはあったんでしょうか。

DA: もちろん恐怖や不安な気持ちになるときはあったよ。ミュージカルの世界において、企画したこと全てにおいて、前もって獲得できるものなんて何もないんだ。観客は僕らを待ち望んでいるだけだと僕らが思っているのだとしたら、まったくのうぬぼれになってしまうよ(笑)!反対にこのミュージカルを披露したとき、僕らはとても大きな競争に直面するんだ。本当に厳しい競争にね!アダム&イヴ、シスター・アクトあるいはサリュー・レ・コパン(*これらは、私が1789を見に行った2012年の秋〜冬にかけて実際に公演が行われていた演目です。確かに、他の演目も皆人気がありそうな感じでした。おわかりのように、シスター・アクトのように、フランスでも毎年翻訳版(特に英語圏)のミュージカルも上演されており、競争は結構激しいと思います。そして、結構普通に公演中止になります(特にツアー)。。。*)…

そして事実から目をそらしてはいけない。この時期は経済がとても不安定で危機的な状況で、資金面での賭けという要素ははかつてないほどに、製作をするに当たって、考慮に入れる重要な点になっていた。僕ら(の公演)を見に来るために人々がお金を払ってくれるかなんて保証は全くなかったのさ。つまり、僕らのミュージカルかその他のミュージカルかということでね。

たとえ多大な労力を払うことになったとしても、あるいは人々に対して最も誠実に対応しても、またあるいは、自分たちのありったけの心血を注いだとしても、ミュージカルというものは家族にとって絶対に必要な出費とは言えない。それがたとえ夢にまで見たすばらしい夜のひとときであったとしても、やはり余剰な特別出費であることに変わりはない。(ミュージカルは)食べものにありついたり、住まいを見つけるといったことには役に立たないからね。だから、僕たちは、そのことを自覚しているし、心の底から感謝することしかできない。だって、観客のお陰でこのミュージカルは地方の都市をツアーすることができて、また年末( *2013年の話。)に2回目の上演としてパリに戻ってくることができるんだから。

** これは、万国共通だと思いますが、不況の時に真っ先にカットの対象となるのが「余剰」出費である、エンターテイメント系の出費。。。そういった中でも、人々を惹きつけるものを作り出していかなければいけないというのは、やっぱり大変なことですよね。。。だから、ある意味、作品にカリスマというか、見てよかった!って思わせる要素がないと途端に「切り詰め」に遭ってしまう(苦笑)**

ML: でも、その後、ミュージカルが実際、舞台で上演されるのを見たとき、そういったストレスについて後悔することはきっとないのではないですか?

DA: 確かに、それは本当だね!後悔することなんて一切できないよ。ストレスの中で生活してきたことも、睡眠時間を削った夜もそんなことは大した問題じゃないから。僕らは、すごく(作品を)誇りに思っているし、特に僕らはとっても幸せだよ。舞台的な観点から言えば、僕の考えでは、このミュージカルは最も美しくて、最も完璧なものだと思う。そしてこれは、全く新しいものを僕らに提供してくれた演出家であるジュリアーノ・ペッパリーニのお陰なんだ。1789で、僕は、僕らの初めてのミュージカルである「十戒」を作ったときに感じた感情を再び感じることができたよ。

ML: なぜ人々はこんなにもこのミュージカルに惹かれるのだとあなたは思いますか。

DA: 「1789バスティーユの恋人たち」に、観客はこの時代の最も美しい部分、最も現実離れした道筋を見出すことができるからじゃないかな。この時代、世界を変えるために人々は再結集し、手を取り合う術を心得ていた。それからすごく時間は経ったけれども、今日でもこのミュージカルは訴えかけるものがあると思うんだ。僕は自分が感じたものを捕らえようとしてきたんだ。僕らはあるシステムの終わりに直面していて、我々の世界、我々の経済は、行き詰まりの状況にあると僕ははっきり感じるんだ。この状況から立ち直るための解決策が見つかるかどうかは僕にはわからない。でも、僕はそれでも大きな希望を持っているよ。先人たちはいつも解決策を最終的には見つけてきたからね。そしてこんな風に考えているのは僕だけではないはずだよ。なぜなら観客は、すっかり気が動転して、心をかき乱されることになるけれども、でも幸せを感じて、目をキラキラさせながら、このミュージカルを見て会場を後にしている(のを見ている)からね。

**1789がまさか経済やあるシステムの終わりなぞという壮大なお話に関係しているとは夢にも思いませんでしたが(失礼!)でも、ミュージカルを見て3年経って改めて詞を訳したりしていて、どんな悲惨な状況にあっても人は立ち上がる力を持っている、世界を変える力を持っている、というメッセージは確かに私も強く感じました。閉塞感のある時代だからこそ、訴えかけたい希望、それがプロデューサーの方たちの思いだったのかもしれません。***


2015年5月3日日曜日

祝!宝塚上演記念: 1789 Les Amants de la Bastille バスティーユの恋人たち 〜 パンフレットを見ました

初日を見に行った方にパンフレットを見せて頂いたのですが、やはり宝塚は華やかですね~。特にラザールとアルトワ伯のオリジナルとの差が激しかったです(笑)。こんな麗しい役じゃなかったんだけどな(笑)。

FBでオフィシャル写真(こちら)も出てたんですね。衣装は、全然違うものもあるし、似ているものもある、といった感じ。

初日の舞台映像も。→https://youtu.be/qtyft8IHRwI


そして、日本語の訳詞も載っていたのでざざっと読ませていただきました。なんとなく自分の訳詞チェックみたいになって汗汗汗と思いながら読んでたのですが、確かに訳詞は潤色されていることもあって、歌い手がオリジナルとは違う場合も多いので、それなりに変更は加えられている印象でした。でも、それぞれの歌のコアの部分はきちんと押さえられていて、さすが、、、と思いました。

でも、サイラモナムールはフランス語詞の怪しさ度と比べると大分マイルドになった気がしました笑。やはりすみれコード??あれを小学生とかが楽しそうに歌ってること自体、やっぱりフランスはちょっとすごい国なんだなと思います。。。

ちょっとお話を伺ったところだと、オリジナルのラマールの役回りがどうやら、アルトワ伯に移っていたようで、Je suis un Dieuが想像以上に大反響だった模様(これは演じてた方が素晴らしい方だったということが一番大きいような気がしますが。)。。。私はこの歌は、話の筋から大分外れているため、てっきり消えるだろうと思っていたので結構意外でした。

あと、ロナンが鞭打たれる場面もあったとか。そういえば、フランス語版は、セクスィー系の詞、セリフ、振り付けは結構普通にありましたが、暴力は極力排除されていた記憶。これはプロデューサーがロマンティックな物語にしたかったことと一番関係があるんだと思うんですが、Maniaqueでラザールと言い合ってる割には確かにそういうフィジカルな残酷さというのは一切ないというのは不思議といえば不思議だったな、と思っていたことを思い出しました。

Je veux le mondeはなんとなく宝塚版では歌詞を変えて、男役の方が歌うんじゃないかと予想していたのですが、やはりソレンヌではなく男役の方が歌っていたようですね。女こそ世界を動かしてるのよ、みたいなフランスっぽい詞が消えたのは寂しいといえば寂しいですが、曲調が確かに男役で歌うと映えそうな曲だったので、この改変は納得です。

あと、デムーランが歌っていた、サイラモナムール等のビッグナンバーはやはり主人公のロナンに集約されていた模様。でも、これも個人的には誰が主人公なのかを浮きだたせるためには必要な改変だったと思います。でも、デムーラン推しの自分としては、ちょっと残念。。。

載っていた歌を見ていると、少なくとも1曲saison 2(シーズン2)にしか出てこなかった曲が使われているようだったので、ここでそちらのご紹介をしたいと思います。あと、書き下ろし曲もやはり1曲あったようですね(歌謡曲?みたいだったとか。。。)。

私はシーズン1しか見てないので、この曲がどんな感じで入っていたのかはあまりよくわからないのですが、Hey yaが短くなってその後に入っていた模様です。。。革命の精神をラップ調の曲で表したこれまた斬新なアレンジ。

でも、確かに、「新しい考え」をラップに乗せたというのは反骨精神だったり世界を変えてやるぜ、みたいな熱い思いを表現するのには合ってる選択と言える気がします^^この歌の前の台詞が「さあ、仕事だ、仕事だ!」なのですが、以前はこの後にHey yaが来ていて若干脱力系だったので、こちらの曲の方が革命への思いが伝わって良いかなと思います。

ちなみにタイトルの"Pic et Pic et Amstramgram(邦題:「自由と平等」)"ですが、調べるまで自分も知らなかったのですが、フランス語版の「どちらにしようかな」の詞をなぞっているよう(こちら)。フラ語版の「どちらにしようかな(Am stram gram)」は、はやし歌なので、歌詞自体に意味は無いそうです。 ただこれがミュージカルの曲、というか革命の精神とどうつながってるのかイマイチ不明です。。。

確かに歌詞を見ていると元歌が、 "Pic et pic et colégram"のところがミュージカルの曲では"pic et pic à corps et âme"となっていたりして、何となく似た感じではあります。リズミックな部分をちょっと活かしているのかも知れません。ちょっとリサーチしてみます。→5月9日追記。リサーチしました。。。



<Pic et Pic et Amstramgram>
(自由と平等)
https://youtu.be/s9CFGly1Ok8

"目覚めると
すべてが同じ
同じ演説、同じ情景
こんな毎朝
全くの無駄だ
今こそもっと声高に叫ぶときだ"

"地獄は過去のもの、今夜、俺たちの夢は鉄のように硬い"


もうこんなクソッたれな現実にはうんざりだ、さあ、立ち上がれ、革命だ!みたいな思いをノリのいい楽曲と、ラップで表した曲でした。

ラップの最後のところ"地獄は過去のもの、今夜、俺たちの夢は鉄のように硬い!(ロンフェール・セテ・ティエール、ス・ソワール、ノ・レーヴ・ソン・デュール・コム・フェール)"とか、音としてもキレがあっていいし、言葉自体もかっこいい!

まさに、革命ソング♪

さて、「どちらにしようかな」 との関連ですが、、、やっぱりフランス人なら誰でも知っているリズミカルな歌、というだけな気がします。。。みんな乗りやすいからって感じでしょうか。

*実は、もう1曲 シーズン2にしか出てこない曲(Les Mots Que L'On Ne Dit Pas(声なき言葉))が使われていることに気づきました。。。
その曲についてはこちらに載せました。


2015年4月30日木曜日

Xavier Dolan グザヴィエ・ドランの"Mommy/マミー"鑑賞

ひょんなことからグザヴィエのカンヌの授賞式のスピーチを見て、グザヴィエの"Mommy"について知り、(そう、実は私、最初に知ったグザヴィエの作品はなぜかMommyだったりする笑。)、とりあえずすごいという話を耳にし、これまでの作品を見て(Tom à la fermeだけ未見。)、その作品の鮮烈さに衝撃を受けて以来、グザヴィエを心の中でこっそり応援している。

このチラシ傑作。何種類か種類があるのですが、
このチラシはカンヌのスピーチのことが裏に
書いてあります。

日本版の予告編にはカンヌのスピーチの
場面も挿入されているVerもある。

物語を追ったVer
グザヴィエの映像力。。。

去年のあの感動的な授賞式のスピーチから1年経ち、やっとMommyが日本で公開された。最近はあまり映画館に行かなくなってしまったのだが、久々に初日に映画館訪問。

グザヴィエのマミーに関するインタビュー(日本語)→http://natalie.mu/eiga/pp/mommy 
グザヴィエがマミーについて語るインタビュー(音声/英語)→こちら
なかなか面白い。

初日の最後の回に行ったのだが、結構な人だかり。そして、「グザヴィエって、○○」みたいな会話をしている人をいっぱい見かける。単館系のシアターとあって、来ている観客の人たちもやっぱり眼が肥えた方たちといった印象。

開場まで少し時間があったので、ロビーでくつろいでいると、前にいた青年が電話口で先ほど見たMommyの感動を誰かに熱く語っていた。すごいな、グザヴィエ。とここでまた認識する。

今回、本編上映前にグザヴィエの映画レクチャーのような、ミニクリップが上映された。これが良かった。グザヴィエ作品好きにはたまらない。

そこで取り上げられていたXavier映画の特徴:

①後姿のショットが多い
②前からのショットでも登場人物が伏し目がちだったりして、表情がほとんど読み取れないことが多い
③廊下のショットのシーンが重要な役割を担っている
④どんなに接近したショットでもフレームの人物とかならず距離がある 
⑤スローモーションの多用

ほかにもあったような気がするけれど、とりあえず覚えているのがこんな感じ。
スローモーションについては、Xavierのインタビューで本人も好きと語っていたのを聞いたことがあったので、何となく気づいていたが、バックショットが多いというのは言われるまであまり意識したことがなかった。このレクチャビデオではそれぞれのテーマのシーンがいろいろなXavierの作品から抽出されていて、あーほんとにそうだ、とまさに納得できる笑。

さてマミー本編の感想。

一応、フラ語学習者的視点から、言語について。

出演者も舞台もケベックというかカナダなので、バリバリのケベコワ・フレンチだということはわかっていたが、これが想像以上だった。すごい。とにかく何を言っているかさっぱりわからない。アクセントがとりあえず強烈。。。普通のフランスのフランス語でも映画や日常会話になると、途端に自分の聞き取り能力は落ちるのだが(汗)、今回の映画は10%くらいしかたぶん言っていることが理解できなかった。字幕を見てもどんなフランス語か全く想像ができない。。。でも、ケベコワ特有の罵り言葉であるTabarnakが多用されていたり、anglicismeと言われる英語化した表現やボキャブラリーが随所に見られ(やたらOKと登場人物が言ってた気が。)、いろいろな言語を行き来するのが結構好きな自分としてはケベコワ・ワールドをすごく堪能できた。

実は、自分、再見用にフランスで既に発売されているDVDを取り寄せていた(笑) ので、改めて耳が不自由な方向けの字幕つきで見てみたのだが、実は、フランスで発売されているDVDはフランスのフランス語で字幕が付けられているため、驚くほど言っていることと聞こえる音が一致しない(笑)。Tabarnakはご丁寧に全てmerdeやbordel(全くお行儀のよい言葉ではない。。。)などに置き換わっており、もはや方言というより違う言語の翻訳か?といったレベルだった。そして当然英語の部分はフランス語に置き換えられている。個人的には、オリジナル・テキストで台詞が知りたかったのだが、よく考えるとこれってケベック版のDVDでしか実現できないことなのかもしれない。。。(ケベコワ映画のワナ。。。)

さて、ストーリーについて。 

去年のカンヌのときから追いかけているので、予備知識を詰め込みすぎたのか(汗)、実は、あまり驚きなく最後まで見終わってしまった(でも、周りはすすり泣きの嵐。)。ストーリーも「親子の愛」という意味では、意外とシンプルなメッセージな気がした。

会話もダブル・ナラティブ(2つの物語が並行して進む形)で進むJ'ai tué ma mère、Les amours imaginaires 、Laurence Anywaysなどと比べると、大分シンプルになった気がした。台詞自体の量も減ったような気がするし、独白やインタビュー等、言葉による「説明」が減った分、逆に映像で「見せて」理解させるという部分が増えてより感覚的な、エモーショナルに直に訴えかける映画になった気がした(右脳的映画?笑。)。

台詞にしても、罵りっぽい台詞が続いた後に、ポッと心をえぐるような台詞が出てくるといった感じで、わりとメリハリが利いていた印象だった。これまでの作品の独白やインタビュー部分のシニカルで哲学的なセリフも自分は結構好きだったが、人によってはある意味奇を衒ったというかちょっとお高く止まっているように見える部分もあった気がする。が、今作では、そういう挿入部分がないので、ひたすら泥臭い、というか、登場人物の感じるままに荒削りな言葉たちのぶつかり合いで物語が展開するという感じがした。

ただ、自分は主人公の少年スティーブの感覚に寄り添うにはちょっと年を取りすぎており(あと、残念ながら自分はあんな純粋な心というものをとっくのとうに失っている(苦笑)&思春期の男の子の気持ちというのも女の自分には今ひとつピンときにくいところがある。)、 母の愛の深さ、大きさを等身大で理解するにはいろいろ足りなかったということもあり、今ひとつストーリーにがっつり入り込めなかった。スティーブの天使のような無邪気さ、しかしADHDで抑えることのできない暴力的な側面の対比も「残酷な現実」の設定としてはすばらしいと思ったものの、やっぱりこれも身近に感じるの は少々難しかったというのが自分の本音だった(どちらかというと自分はJ'ai tué ma mèreの母像のほうが自分の経験に重なることが多かった。)。たぶん、中高生の男のお子さんを持つお母さんが見たら、一番物語としては共感できるのではないかなという気がする。

しかし、グザヴィエの苦さと甘さが絶妙に混じったストーリー展開はやはり健在。エンディングもハッピーエンドなようなそうでないような味のある終わり方になっていた。 そして改めて、救いようのない現実に、希望を見出そうと格闘する人々の描き方がグザヴィエはほんとうまいなと感じた。希望といっても甘っちょろいフワフワしたような希望ではなく、現実としっかり向き合い地がついた希望というか、エグいまでの現実を描きながら、本当に闘った人にしか見えない一筋の光のようなものを今回の作品でも感じることができた。だからどの登場人物もある意味かっこわるい、というかがむしゃらに、必死に生きようとしている、希望を見出そうとしている、そういう姿が感動を呼ぶのかなと思った。

特に、自分も結局はなんだかんだで泣いてしまったシーンが最後の母ダイアン(フラ語だとディアンヌというような発音なんだけど。。。)とカイラとの「希望」についての会話。1年前のグザヴィエのスピーチの本当の意味がこの台詞でわかった気がした。会場にあったチラシにもあったけれど、「希望をあきらめないこと」はまさに「勇気」なんだと思った。最後にカイラが去ることを知った後、自らを奮い立たせるために泣くのを必死にこらえるダイアンの姿、実に名演だと思う。

この映画の物語の中心はもちろん息子スティーブとダイアンの「母と息子の愛の物語」であるけれども、そこにカイラという隣人が入ることで新たな「家族」の物語が生まれる。映画を観るまではカイラの立ち位置がイマイチよくわからず「?」と思っていたが、血のつながりでない(心のつながりと形容すればいいのだろうか。)新しい家族像をグザヴィエは提示しているのかなという気がした。

というかもはや「家族」という概念で人と人とのつながりは捉えきれないものなのかなという気もした。心に傷を持った者たちの共同体。自分の世代からすると懐かしいガラケーを手に3人で楽しそうに写真を撮るシーン。観客は何となく悲しい結末を予期しながら、このシーンを見ることになるのだが、3人のこの本当に幸せな様子と結末との対比に胸が本当に痛む。このヒリヒリするような痛み、やっぱりグザヴィエだ、、、と思った。幸せなシーンなのになぜか残酷。

これまでの作品(Tom à la fermeは見てないけど、知る限りでは) でグザヴィエの作品ではいろいろな形での「不可能な愛(l'amour impossible)」がテーマになっていたけれど、マミーもなんとなく希望が持てる終わり方をしているように見えつつも、やっぱり不可能な愛の映画であることは間違いないと思う。先日見たインタビューでも確か、グザヴィエはこのテーマが非常に好きと言っていた。そしてその理由が"humain(人間らしい、人間臭い)"だから、と答えていた。

報われない愛(Les amours imaginairesはまさにこのパターンだし、J'ai tue ma mereは、お母さん側からすればそういうことになると思う。)、お互い愛し合っているが「世間」の枠に最後は敗北してしまう愛(Laurence Anyways)等、つながりそうででもつながれない愛がグザヴィエの作品には多く登場する。Mommyもやっぱり愛を求めて勇敢に闘うけれどもhappily ever afterみたいな終わり方にはなっていない。

そういう意味で、グザヴィエの映画は何となく後味が苦い。でも、そこになぜか必ず感動、味わいがある。 実は、そういった人生の苦さが人間の深みだったりを作り出すものなのではないかという気がする。どんな人も、と言うと言いすぎになってしまうけれども、思い通りにいかないことも含めて人生を愛することの大切さを自分はグザヴィエの作品にいつも感じる気がする。

さて、話題となっていた1:1のインスタグラムのようなアスペクト比について。

最初、自分が思ったのは、何だかやたらと窮屈に見えるなということだった。周囲の様子が見えず、とにかく大抵の時間人物が画面の大半を占めている。特にアップだと本当に人間の顔しか見えない。顔でなくても、それぞれのパーツがとにかくフォーカスされる。表情にしろ物のディテールにしろ、とにかく全てが「見えて」しまう。

グザヴィエはカンヌのプレスコンフェレンスでemprisonner (英語のimprison)と笑いながら解説していたが、確かに、観客はグザヴィエの世界に、スティーブ、ダイ、カイラの生きる空間に閉じ込められる。そして何が起きてもそこから、逃げられない。ある意味息苦しい世界だなと思って最初の方は見ていた。

ここからは若干ネタバレになるが、実は、この映画、全部のシーンが1:1で描かれているわけではない。普通のアスペクト比に戻る瞬間が2回やってくる。これもウワサに聞いていたのでいったいどういうことなのだろうと思ったが、なるほど、、、と思った。ある意味このスクリーンの画面は、登場人物たちの心の窓の役割も果たしていたのだとこのとき気づいた。多分、多くの観客がこの横長のアスペクトになる瞬間に、おー!と思ったに違いない。とにかく映像+音楽のシンクロが美しい。スティーブが「Liberté」と叫ぶ瞬間。すがすがしいまでの「自由」がそこにある。

そして、逆にアスペクトが1:1に戻る瞬間もあるわけだが、こちらもあまりにナチュラルで映画館で見たときは実はいつ元に戻ったか気づかないほどだった。これも登場人物たちの心の揺れ動きに完全にシンクロしている。この演出本当に面白いなと思った。

そして、いつもの通り色使いがグザヴィエの映画は綺麗だと思った。特にこの映画は「青」がすごく綺麗な映画だと思う。

そして、音楽。こちらも前々からオアシスのWonderwallが挿入歌として使われたことが話題になっていた。これ、べたすぎじゃね?疑惑だったが、、、驚くなかれ、このチョイス素晴らしかった。本当にぴったり。

グザヴィエは、音楽の歌詞に物語を語らせることが結構ある。まさに、音楽が「言葉」になっている。MommyでもWonderwall以外の曲にしても、びっくりするほど曲とシーンがシンクロしていた。。。ありがたいことに日本では、ちゃんと歌にも字幕がつく(フランス語のDVDは、挿入歌はBGMの位置付けなので字幕が出ない。)。今回はほとんど英語の曲だったので(記憶にある限りでは、フランス語だったのは、セリーヌ・ディオンのOn change pasぐらいだった気がする。)、聞き取れることは聞き取れるのだが、それでもやっぱり字幕は有難い。感動が2倍になった。

Xavier監督作品のミュージック・リスト。
http://1overf-noise.com/xavier-dolan/xavier-dolan-sound-track/
私、エンドクレジットから書き起こしてたよ笑。

 On ne change pas - Céline Dion 

Wonderwallのシーンはもちろん良かったが、個人的には予告編等でもよく使われていたCounting CrowsのColorblindのシーンのほうが印象に残った気がする。曲、映像の醸し出す透明感がすごく美しかった。

 Counting Crows - Colorblind

そして、エンディングのLana Del ReyのBorn to Die。これも良かった。これも再見して気づいたのだが、最初のイントロが見事なまでに映画のエンディングとシンクロしている。そして、「愛だけではどうにもならないことがある、でも愛さずにはいられない」というこの映画の一番大きなテーマを端的にまとめている。

Lana Del Rey - Born To Die

そして、1990年代後半〜2000年代前半に青春を過ごした人たちにとっては、音楽、小道具、ファッション、雰囲気、そのどれもがすごくノスタルジックだと思う。あの頃の甘酸っぱさを自分も思い出しながら映画を見ていた。

さて、いろいろ書いたが、全体としては、いろいろな観点から見て楽しめる映画だったと思う。そして、改めて「愛」とは、「希望」とは?と考えさせられた。

グザヴィエの次の作品は英語("The Death and Life of John F. Donovan")とのことだったらしいがその前?にマリオン・コティヤールなどが出る作品"Juste la fin du monde"(たぶんフランス語?)が制作されるらしい(こちら)。

しかも、今年のカンヌでグザヴィエは審査員を務める。ほんとにenfant terribleだ。
この快進撃がさらに続くことを願ってやまない。

グザヴィエのカンヌでのスピーチの言葉、「Tout est possible a qui reve, ose, travaille et n'abandonne jamais(夢を持ち、挑戦し、頑張り、諦めない人にはどんなことも可能である。)」は、1年経った今でも常に私の傍にある。携帯の待ち受けもこの言葉だし、職場のパソコンにもこの言葉(笑)。

この言葉は、実にシンプルで、実に正論、かつ一つ一つは目新しい言葉ではない。だが、これを実践して、本当に夢を叶え、人々にインスピレーションを与え続けるグザヴィエの言葉だからこそ、大きな意味を持ち、確かにこの言葉が大きな「希望」となるのではないかと思う。

自分を奮い立たせようと思う時、自分も常にこの言葉を思い出していた。

ティーンエイジャーだった頃、「希望」なんて甘っちょろい言葉だと思っていた。何か幻想のようで、うそっぽいというか偽善を感じる言葉だと思っていた。

でも、グザヴィエのまっすぐなまでの希望のスピーチを見ていて、なぜだかわからないがその純真なまでの熱い思いにすごく心を動かされた。そして、「希望」の持つ大きな力に気づくことができた。希望こそが自分を信じる力を人々に与え、前に進む勇気を与えてくれるものなのだとグザヴィエは教えてくれた。年など関係ない。大事なことはその人がどんな生き方をした人であるか。そういうことなのだと思う。

これからも陰からグザヴィエを応援しつつ、いつかリアル・グザヴィエを日本で拝める日が来ないかと祈ってみたりする。