普段はフレンチ系の話題はミュージカルが中心だけど、ミュージカルに興味を持ってから、フレンチポップとかにもチョロチョロ興味を持つようになり、ときどき聞いたりする。というわけで、今回は、フランスで活躍するシンガーたちのライブについて。
もう大分前になってしまうけれど、11月21日にフランスの歌手&グループであるTétéとTryoのライブに行った。
自分は、フランスに住んでいたことがあるわけではないので、断言しづらいが、どちらの方もフランスではかなりの実力派のはず。(簡単な例でいえば、FBのいいねの数とか見ると、Tétéが2万人超、Tryoに至っては77万超!)
どちらの歌手も実はNHKのフランス語講座を通じて知った。
アンコールでのTétéとTryo
Tétéは、ラジオの方のまいにちフランス語でテーマソングとして使われていたPetite Chansonが大好きで、5月にTwitterでTétéが日仏会館で無料ライブをやると知り、そのライブに行って以来のファン。
日仏会館でのライブのときのTété
このとき聞いたギター1本でのDe ce côté-ci du bonheur は
本当に鳥肌が立った。
誰もが持つ、ビタースウィートな昔の思い出が
蘇ってくるような曲。
CDではこのすばらしさは再現できない。
これが、そのときのライブの形に一番近い弾き語りver
のDe ce côté-ci du bonheur 。
彼の音楽の真骨頂はやっぱりアコギ1本での弾き語り。
1曲アンプにもつながずマイクも持たず、観客席を歩き回りながら
歌を歌ってくれたが、そのときが一番彼の音楽を肌で感じることができた。
ギター1本で彼独自の世界に観客を引き込む力は圧巻。
ライブでは、思い出のDe ce côté-ci du bonheur はもちろん、秋について歌ったA la faveur de l’automneはちょうど秋と言うこともあったけど、心に染み入る曲で、今回のライブで一番印象に残った。
A la faveur de l’automne
アコギの音が美しい。
Tétéは、何度も来日しているので、かなり日本に精通している&ちょっとだけ日本語が話せるので、ときどき日本語を交えつつ、基本的には英語で話していた。
Tryoは、テレビでフランス語のカルチャーコーナーでたまたま取り上げられていて、社会にアクティブに訴える歌詞だったり彼らのスタンスがすごいかっこいいと思っていた。
4人だけどTryo笑。
元々は、3人だったかららしい。
レゲエっぽい曲やノリのよい曲が多い気がするけど、今回のライブでも環境だったり、ゲイの人の権利だったり、何か社会問題について言及している歌をたくさん歌っていた。故に、歌詞がわかってないと単に音の羅列に聞こえてしまう。。。今回予習が足りてなかったので、その辺でちょっと失敗した。
でも、Désolé pour hier soir のような普通にはっちゃけた曲もあって、楽しめたことは楽しめた。
彼らは初来日ということだったが、やっぱりライブが上手な歌手たちだった。
最後に二組とも登場して、オー・シャンゼリゼを合唱。日本語詞も入っていた。
アンコール。TétéとTryoがオー・シャンゼリゼでコラボ。
曲が終わってからもTétéとTryoとアカペラで観客も一緒に合唱。
これぞライブ。
このライブなかなか良かった。
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